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函館マリンバイオフォーラム&フェスタ2013開催

7月18日(木)函館国際ホテルで「函館マリンバイオクラスター ~UMI (Universal Marine Industry)のグリーン・イノベーション~」の事業内容の紹介と産学官連携の新たな発展及び産学官関係者の一層の交流を図ることを目的に、函館マリンバイオフォーラム&フェスタ2013を開催しました。北海道総合政策部科学IT振興局科学技術振興課イノベーション戦略担当課長 大橋正次氏、函館市副市長 片岡格氏の挨拶に続き、文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長 木村直人氏の基調講演、そして本クラスターで研究に携わる4名の研究者から研究成果を発表しました。また、これまでに生み出された数々の商品展示や新たに開発された技術の内容を紹介したほか、注目の製品や試作品の試食を通じて、函館マリンバイオクラスターの取り組み、広がりを実感して頂きました。さっぽろ‘Smart-H’・とかちABCプロジェクトの取り組みもご紹介しました。フェスタでは、産学官の参加者が情報交換を行いました。

 

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発表演題と発表者は、下記のとおりです。

 

 

【基調講演】

「地域科学技術イノベーション振興施策の現状と今後の方向性について」

文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 課長 木村直人
【事業概要説明】

事業統括 三浦汀介(公財)函館地域産業振興財団副理事長

 

 

【事業内容紹介】
・高機能成分を含有するチョウザメと海藻の自立型バイオファーミング

北海道大学大学院水産科学研究院 教授 足立伸次

北海道大学大学院水産科学研究院 教授 安井 肇
北方海域のメガベントス資源探索、とろみや色素に関わる機能性成分を多く含有する海藻とチョウザメについてのバイオファーミング開発研究、それに直結した産学官連携のオーダーメイド型高価値製品化と多様なクラスター形成について報告しました。

 

 

・フコキサンチン素材の事業展開

北海道大学大学院水産科学研究院 教授 宮下和夫

函館産アカモクを使用したフコキサンチン素材の事業化、特にフコキサンチン素材の商品化に必要な安定性の担保とその規格及び機能性食品サプリメントとしての将来性について報告しました。

 

 

 

・函館マリンバイオクラスターのブランド構築

公立はこだて未来大学  教授 柳 英克

函館の地理的あるいは歴史的条件に根ざした地域力として「函館の海」が認知される事を目指し、函館マリンバイオクラスタ―のブランド構築を行いました。本講演では「函館の海」のブランド力を高めるためのデザイン手法及びその成果について報告しました。

 

 

 

・スマート水産業のためのICT技術・予測技術の応用と事業化 -今後の展望-

北海道大学大学院水産科学研究院  教授 齊藤誠一

データ同化モデルや海洋空間情報を活用した統合的な水産海洋環境計測・予測システムを開発しています。ユビキタスブイやセンサーネットワーキングなどのICT技術やデータ同化モデルなどの予測技術を活用した省力化、生態系に優しいスマート水産業の発展が求められており、水産業のビッグデータ活用も視野に入れたスマート水産業のビジネスモデルの展望について報告しました。

(写真左)文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 課長 木村直人氏

(写真右)函館マリンバイオフォーラムの様子