HITECニュース

平成31年3月号

こんなことができます

走査電子顕微鏡(日本電子㈱ JSM-IT200LA)

機械金属部品や電気電子部品など、材料のミクロ観察や分析を行います。

 

走査電子顕微鏡は、試料に電子を照射し、試料表面から放射される二次電子や反射電子を画像化することによって表面の凹凸を数十倍から数万倍レベルまで拡大して観察できる装置です。また、電子線照射によって発生する特性X線を測定することで、材料に含まれる元素の種類と組成を分析する装置です。本装置では、高真空モードと低真空モードを切り替えて使うことができます。高真空モードは高倍率の観察、低真空モードは絶縁物や食品のような水分を含んだ試料を観察できるという特徴があります。また元素分析においては、観察中の任意のポイントで元素分析ができるので、微小な試料の分析にも対応できます。プラスチックや食品などのように熱に弱い材料についても、試料を低温にして観察することができます。機械金属、電子材料、プラスチック、食品など、様々な試料についてミクロ観察及び元素分析が可能で、様々な研究開発、製品の特性向上のための調査に利用でき、製造技術開発や新製品開発などの課題解決に役立ちます。

 

本装置は、平成30年度[JKA(競輪)補助事業]により導入されました。

 

 

【仕様 他】  真空モード 高真空、低真空(10~100Pa)

観察像    二次電子像、反射電子像

分解能    3nm(高真空)、4nm(低真空)

観察倍率   5 倍から30万倍

元素分析   EDS検出器によるリアルタイム分析(検出可能元素Be~U)

試料冷却   -25℃~+50℃(温度制御)

 

ご質問やご相談がございましたら、当センターへお気軽にご連絡ください。 【お問い合わせ】研究開発部ものづくり技術支援グループ 菅原 ℡(0138)34-2600

 

(写真)走査電子顕微鏡

トピックス(H3103)

研修会開催

「新X線回析装置を用いた材料分析技術研修会」

日 時:平成31年3月8日(金)13:30~15:30

場 所:北海道立工業技術センター研修室・精密分析室

講 師:株式会社リガク 応用技術センター 白又勇士氏

参加者:10名

 

当センターでは、地域企業の皆さまが新製品開発や新技術開発を進めるうえで、勘や経験に頼るのではなく、高精度の分析や測定に基づき、開発を進めていただくために、各種試験分析機器を整備し、ひろく皆さまにご利用いただいております。そこで、新X線回析装置の機能や特徴をご紹介し、新X線回析装置を使った分析の研修会を開催しました。前半の部では、X線回析のビギナー向けに、X線の性質、X線と物資との相互作用、X解析現象等について説明があり、続いてX線回析法で物質を測定しデータを解析することで、物資のどのような情報が得られるのか、測定及び解析事例による説明がありました。後半の部では、卓上X線回析装置を使って粉末状無機材料の測定を行い、続いてMiniFlex Guidance というソフトウェアを使い、定性分析及び定量分析を行いました。サンプルには4つの化合物が含まれるという複雑なものでしたが、測定および解析に要した時間は30分にも満たない短い時間であり、そのスピーディーな測定と解析に受講者も驚いた様子でした。質疑応答では、活発な質問が多くあり大変有意義な研修会となりました。

(写真左)座学の様子           (写真右)装置実習の様子

 

 

 

微小部品/微小部位検査技術セミナー

【走査電子顕微鏡の産業利用と事例紹介】

~平成30年度【JKA補助事業】導入機器(走査電子顕微鏡)~

日 時:平成31年3月20日(水)13:30~17:00

場 所:北海道立工業技術センター研修室・精密分析室

講 師:日本電子株式会社 EP事業ユニット EPアプリ SEMチーム 河野林太郎氏

参加者:12名

 

近年、電子部品、機械部品などの高度化が進み、製品の各部品の精度や状態への評価が厳しくなると共に、その組付け状態の検査を行うことが困難となってきています。工業技術センターでは、これらの技術課題に対応すべく、新しい走査電子顕微鏡をJKA補助事業により導入し、微小検査技術に関するセミナーを開催しました。最新の走査電子顕微鏡(SEM)と付属のEDS(エネルギー分散型X線分析)分析装置について紹介し、これらの装置の原理、使い方、解析・評価方法、産業利用/測定事例についても解説しました。

(写真左)座学の様子           (写真右)装置実習の様子

平成30年度ビジネスプラン作成スクール・ビジネスプラン発表会

日 時:平成31年2月6日(水)

場 所:フォーポイントバイシェラトン函館

参加者:90

 

 「ビジネスプラン作成スクール」は、平成14年度から18年度の5年間、そして平成26年度から毎年開催し多くの卒業生を輩出してきました。卒業生のなかには既に起業し活動されている方も多数おります。今年度は、昨年829日から全11回、約6か月間にわたり、ビジネスプラン作成スクールを開校してきました。この度、最終講座として本スクール受講生によるビジネスプランの発表会を開催しました。4グループに分かれ、それぞれのテーマによる6か月間の成果を発表し、講師陣より最優秀賞が選ばれました。最優秀賞に輝いたのは、(株)フォレスト・ガンプ テーマ名はナイトタイムエコノミー(楽しい都市はこだて)の実現に向けてです。また、受講生には修了証が渡されました。

 

(写真)ビジネス発表会の様子

 

展示会に出展

彩の国ビジネスアリーナ2019

日 時:平成31年1月30日(水)~1月31日(木)

場 所:さいたまスーパーアリーナ

 

彩の国ビジネスアリーナ2019は、「見つけよう彩新技術、つなげよう未来へ」をスローガンに、中小企業の受注確保・販路開拓、技術力向上等を目的とし、広域的な企業間ネットワーク形成による新たなビジネスチャンス創出の場を提供する展示商談会です。当財団も、函館市、北斗市、七飯町との函館地域産業活性化協議会の一員として、北海道新幹線が開業し大宮直通となった函館地域の立地環境や企業進出に係る各種支援制度をご紹介しました。

(写真)函館地域産業活性化協議会ブースの様子

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(写真)北海道立工業技術センター展示ホール

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 当財団では、新事業創出による地域経済の活性化を目的として、地域企業における研究開発、技術水準の高度化、起業化、起業化推進等に対する各種資金供給や技術支援、人材育成事業などを行っています。また、管理運営している北海道立工業技術センターでは、地域企業の技術の高度化や新製品の開発を支援するため、研究開発、試験分析、技術相談、研修、技術情報提供、広報、産業化支援など様々な事業を行っています。

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北海道知的財産情報センター函館サテライトを利用してみませんか

 北海道知的財産戦略本部では、知的財産権についてお困りの方をサポートするため、函館、帯広、北見に相談窓口を設置しており、函館地域は、工業技術センター内にサテライトがあります。札幌の北海道知的財産情報センターとテレビ会議システムを通じて相談することができます。お気軽にご相談ください。

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(写真)テレビ会議の様子

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【開催日】随時

【場 所】北海道立工業技術センター

【受講料】無料

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JKA(競輪)補助事業導入機器のご紹介

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