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水産学技術賞2年連続で受賞

“函館名物のイカを首都圏に鮮度を保ちながら出荷できる技術”

 研究開発部 吉岡武也主任研究員が平成22年度日本水産学会水産学技術賞を受賞しました。
昨年度にも、吉野博之企画事業部長が山本勝太郎北大名誉教授、㈱フジワラ(北斗市)の藤原鉄弥社長と共同研究した「鉛フリー船釣り用オモリの開発」で同賞を受けており2年連続の受賞です。

 (以下日本水産学会ホームページより抜粋)
水産学技術賞:技術上著しい業績を上げ、水産学ならびに水産業の発展に貢献した者に授与する。

受賞内容 : 「スルメイカの高鮮度保持・流通技術の開発」

受賞理由 : 食品産業的にみた生鮮イカの最も重要な品質要因は鮮度であり、高鮮度スルメイカの生産・流通技術の開発が強く       
          望まれていた。吉岡氏は、スルメイカの鮮度を生かした高付加価値利用を目的として、生鮮スルメイカを保管した際の           
         鮮度の変化を詳細に調べ、さらに鮮度保持技術の開発に取り組み、出荷24~36時間後においても特徴的な身の透   
         明感や食感を良い状態で保持する技術を開発した。その過程で、生鮮イカの食品的品質評価法、冷蔵保管した際の
         品質変化の数値化や、品質保持に最適な致死条件、保管温度、酸素ガス環境などの技術開発を行った。
         これらの技術は、すでに生鮮イカの流通に活用されている。

(写真)9月30日に行われた授賞式の様子、吉岡武也主任研究員

【吉岡武也主任研究員コメント】

 今回の受賞は、大事な資源のためにと地元の企業さんが協力してくれたお陰です。道南は漁獲できる魚種も多く、小回りがきくのが特徴です。水産関係をはじめ機械メーカーなどさまざまな業種が集まり、販路拡大に向けて技術を生かせば、何か新しいことができるはずと思っております。今後も、地域産業振興のため更なる研究開発に努めてまいります。