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平成24年度「北海道新技術・新製品開発賞」食品部門大賞受賞

当センターが、技術支援を行った(株)だるま食品本舗(函館市)昆布加工品「函館がごめの滴」が食品部門大賞を受賞しました。

(以下北海道ホームページより抜粋)

本賞は、本道工業の技術開発を促進し、新産業の創出や既存産業の高度化を図るため、道内中小企業等が開発した優れた新技術や新製品を表彰するものです。

【概要】
がごめ昆布のぬめり成分(粘性多糖)を利用したところてん様食品。
函館ではがごめ昆布の研究が活発であるが、粘性多糖は取扱いが難しく食品への応用が進んでいなかった。
本品は食品利用という新規性と、粘性を添加するのではなく、ところてん状に固めて直接食べるという商品開発を行っており、独創性も高い。
また、粘性多糖を固めるためにはかなりの工夫を必要とし、他の海藻からの多糖を利用した加工技術はかなり高い。
ところてんよりも透明度の高いクリスタル感と、加熱すると溶ける性質は多方面での利用が可能と考えられ、全国的な展開が期待できる素材である。

(写真)函館がごめの滴
函館がごめの滴は(株)だるま食品本舗ホームページ通販サイトから購入できます。

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【(株)だるま食品本舗さんコメント・(ホームページより)】

今回、私たちはこのような賞をいただきましたが、今後もまだまだたくさんあるはずの道南の食材を提供していきたいと考えています。
また、みなさまのご支援があったからこその受賞であることは間違いなく、改めて感謝申し上げます。

 

【工業技術センター研究開発部 食産業技術支援グループ研究主任 清水健志コメント】

本製品は、「抽出粘性多糖」を固める点において創意工夫を行い、新規性と独自性の高い製品を開発できたと考えています。他の海藻から抽出された多糖を加えることで固めていますが、粘性や風味が活かされるよう、温度・時間・配合量などについて試験等を繰り返し、現在に至りました。また、本製品の特徴であるクリスタル感は、類似他商品をしのぐものと考え、風味には、トコロテンの様なクセがないため、タレや黒蜜をかけて手軽にお召し上がりいただける他スイーツの材料として幅広く利用できる食品です。
受賞にあたり、優れた商品特性がより広く周知されることを期待しています。

(写真左)11月8日(木)「北海道技術・ビジネス交流会(ビジネスEXPO)」において行われた平成24年度北海道新技術・新製品開発賞表彰式の様子
(写真右)賞状