HITECニュース

トピックス(H3012)

展示会に出展

2018年度精密工学会秋季大会 特別企画

北海道内高専・大学・公設試 研究成果展示

日 時:平成30年9月5日(水)

場 所:函館アリーナ内 「メインアリーナ」

 

精密工学会北海道支部活動に積極的に携わっている道内の高専・大学・公設試・NPO等の活動成果を発信する「北海道内高専・大学・公設試研究成果展示」が開催されました。道内の高専・大学8校、公設試2団体、NPO2団体が参加し、精密工学に関連する幅広い分野での研究・教育プロジェクトや産学連携活動の成果をデモやパネルで紹介しました。当財団も(株)仁光電機の定置網漁向けアザラシ用忌避装置、プラズマランプ(LEP)灯を用いたイカ釣り用低消費電力型集魚灯を展示、紹介しました。

(写真)函館地域産業振興財団(北海道立工業技術センター)展示の様子

 

 

 

 

 

食品開発展2018

食品の3大テーマである健康、美味しさ、安全・品質に関わる専門展示会

日 時 :平成30年10月3日(水)~5日(金)

場 所 :東京ビッグサイト

 

食品開発展は、食品分野の研究・開発、品質保証、製造技術者向けの専門展示会として平成2年にスタートし、今年で第29回を迎えました。当財団は、ノーステック財団のブースにヘルシーDoの認定を受けた能戸フーズ(株)のガゴメ昆布「ねばるん」と(株)医食同源の「フコイダンカプセル」、その他新しい機能性素材として春採り昆布、ダルス、アカモク粉末等を展示しました。「ねばるん」と春採り昆布は、試食提供も大変好評でした。出展社セミナーでは、「ヘルシーDo制度と北海道の機能性素材(ガゴメ昆布、ナノ型コンドロイチン、アカモク、春採り昆布など)のご紹介」と題して食産業技術支援グループ木下康宣研究主査がプレゼンテーションを行い、食品メーカー等多くの方にご参加頂きました。

 

*「ヘルシーDo」は、北海道庁が創設した健康志向のブランドであり、平成25年に全国で初めて実現した「自治体版の機能性表示制度」です。北海道内で製造され、且つ機能性成分についての科学的な研究が行われた食品には、パッケージ等に北海道庁が認定する「ヘルシーDo」のマークを表示することができます。これまで57社から106商品(平成30年9月現在)もの加工食品が「ヘルシーDo」に認定されています。

(写真左)函館地域産業振興財団展示の様子

(写真右)プレゼンテーションをしている木下研究主査

 

 

 

 

 

 

ビジネスEXPO「第32回北海道 技術・ビジネス交流会」

『アイディアを創造し、未来へ発信する。』

 

日 時:平成30年11月8日(木)~9日(金)

場 所:アクセスサッポロ

 

北海道技術・ビジネス交流会は、今年で第32回目の開催となり、道内のみならず全国に北海道の強みと可能性について情報発信する北海道最大級のイベントです。今年は、357の企業、団体が出展しました。来場者数も2日間で21,200名となりました。当財団は、函館地域の企業と函館市産業支援センターとともに出展し、来場者の皆様に展示品を説明しました。

 

【はこだてビジネス交流ゾーン出展企業】五十音順

・(株)浅井ゲルマニウム研究所

・(株)アサヒ

・(株)グローバル・コミュニケーションズ

・(株)上加冷機工業

・日新電子工業(株)

・函館酸素(株)

・(有)パテントワークス

 

【函館市産業支援センター入居企業紹介】

・(株)AⅠハヤブサ

・サンテクノ(株)

・(株)デジタライズ

・ナカ電子(株)

・(株)北清

(写真)ビジネスEXPOの様子

研修会開催

「ヒスタミン食中毒の危害と対策」

日 時:平成30年10月24日(水)15:00~17:00

場 所:北海道立工業技術センター会議室

講 師:北海道大学大学院水産科学研究院 海洋応用生命科学部門

水産食品科学分野准教授 山崎浩司氏

キッコーマンバイオケミファ株式会社

営業第2部国内衛生検査グループTA 及川貴史氏

参加者:34名

 

私達が暮らす道南地域は、古くよりスルメイカを始めとした豊富な水産資源に恵まれた地域の一つです。しかし近年は、スルメイカの記録的不漁が続いたり、これまでに当地区ではあまり馴染みがなかった魚の来遊量が増したりと、資源環境が大きく変化しております。 そこで、赤身魚などで懸念されがちなヒスタミン食中毒を中心に、その危害や対策を学ぶ機会の一つとて、北海道大学大学院水産科学研究院准教授山崎浩司氏とキッコーマンバイオケミファ株式会社の及川貴史氏をお招きして研修会を開催しました。

 

《内 容》

1 食中毒の危害と対策

2 ヒスタミン食中毒の事例や検査キットの紹介

(写真左)北海道大学大学院水産科学研究院海洋応用生命科学部門 水産食品科学分野准教授 山崎浩司氏

(写真右)キッコーマンバイオケミファ株式会社 営業第2部国内衛生検査グループTA 及川貴史氏

(写真)研修会の様子

 

 

 

 

「AIスタートアップ実践講座」

日 時:平成30年11月29日(木)13:15~17:00

場 所:北海道立工業技術センター研修室

講 師:北海道立総合研究機構工業試験場情報システム部近藤正一氏、全 慶樹氏

参加者:13名

 

昨今、人工知能-AI-に対する注目度が向上し続けている中、函館市では、平成30年に「はこだて未来AIビジョン」を策定する等、AI等先進技術の先進都市を目指す取り組みがスタートしました。こうした現状を踏まえて、AIに関する取り組みを始めるきっかけとして、実際にAI技術に触れることで、今後の技術開発やビジネス展開に繋げることを狙いとした研修会を開催しました。

 

《内 容》

深層学習ライブラリ「KERAS」を用いて、基礎知識、活用技術を習得

・AIの基礎理論

・AI開発環境の構築と計算ツールの使い方

・深層学習による画像認識 手書き文字認識システムの作成

・深層学習による物体検出方法および事例紹介

(写真左)北海道立総合研究機構工業試験場情報システム部近藤正一氏、全 慶樹氏

(写真右)研修会の様子

 

平成30年度「北海道新技術・新製品開発賞」開発奨励賞受賞

 当センターが技術支援を行った株式会社仁光電機のゼニガタアザラシの忌避技術、株式会社イリエ船橋商店の北海道駒ケ岳の軽石を活用した魚の塩干品「北海道・鹿部 軽石干し」、ひやま漁業協同組合江差ナマコ協議会販売促進部フリーズドライナマコ「檜山海参(ヒヤマハイシェン)」が平成30年度北海道新技術・新製品開発賞(主催北海道)の開発奨励賞を受賞しました。

 

 

以下北海道ホームページより抜粋

・制度の概要

北海道では本道工業等の技術開発を促進し、新産業の創出や既存産業の高度化を図るため、平成10年から道内の中小企業者等が開発した優れた新技術・新製品に対し北海道新技術・新製品開発賞表彰を行ってきました。これまで、食品加工や機械金属などのものづくり分野で、特色ある技術や製品を表彰しています。

 

・表彰の対象

表彰年度の前々年度以降に開発や商品化された、新規性、独創性が高い新技術・新製品

(その一部を構成する原材料や部品、中間製品を含みます。)

 

■ものづくり部門 開発奨励賞■   

株式会社仁光電機 

ゼニガタアザラシの忌避技術

 

【新技術・新製品の概要、特徴】

 ゼニガタアザラシが定置網に入り込んでサケを捕食する食害を防止するため、サケは逃げず、アザラシが忌避する性能を有する超音波照射技術

 

 

*****工業技術センター研究開発部ものづくり技術支援グループ村田研究主査コメント*****

 本技術は、特定の周波数の超音波を用いて、サケの定置網漁に甚大な漁業被害をもたらすゼニガタアザラシ(準絶滅危惧種)に対する忌避技術です。この技術は、観光資源の希少種と水産業の共生を図る技術として、平成26年度から株式会社仁光電機、北海道立工業技術センター、東京農業大学等が連携して研究開発に取り組み、超音波周波数の特定や制御方法を検証し続け、平成29年に定置網漁での実証試験で忌避効果の可能性が認められました。この技術は、サケ漁の食害低減に寄与することで、北海道の特産物の安定確保に資するものと考えております。

(写真)超音波照射装置(環境省請負業務)

 

 

 

■食品部門 開発奨励賞■

株式会社イリエ船橋商店

北海道駒ケ岳の軽石を活用した魚の塩干品「北海道・鹿部 軽石干し」

 

【新技術・新製品の概要、特徴】

地域資源である駒ケ岳の軽石の吸水力を活用し、うま味成分を多く残すための脱水技術を用いた魚の塩干品

 

 

*****工業技術センター研究開発部食産業技術支援グループ清水研究主査コメント*****

本製品は、鹿部町の地域資源である軽石と水産物を活用した新規、且つ高品質な塩干品です。水産業が基幹産業である鹿部町には、活火山・北海道駒ケ岳から噴出された吸水性の高い軽石が豊富に存在します。「この軽石と新鮮な魚で美味しい塩干品を作れないか」という鹿部町製品開発研究会のコンセプトから「北海道・鹿部 軽石干し」が誕生しました。本製品の特徴は、①魚を吸水性の高い軽石に埋めることで脱水した他に例のない塩干品というだけではなく、さらに、②鮮度低下と伴に減少する旨味成分「イノシン酸」を多く残すための工夫として、冷蔵(5℃以下)、且つ短時間(一日以内)での脱水技術を確立して開発された塩干品です。開発にあたっては、北海道立工業技術センターが有する技術開発力、鹿部町製品開発研究会の企画力、Royal Hotelみなみ北海道鹿部料理長等による評価力が生かされています。

(写真)北海道・鹿部 軽石干しのホッケ、ソウハチ、イワシ

 

 

 

 

■食品部門 開発奨励賞■

ひやま漁業協同組合 江差ナマコ協議会販売促進部

フリーズドライナマコ「檜山海参(ヒヤマハイシェン)」

 

【新技術・新製品の概要、特徴】

干しナマコの製造を従来の天日乾燥から凍結乾燥に変更することで、成分変化を極力抑制した新しいナマコ製品

 

***** 工業技術センター 研究開発部 応用技術支援グループ 小西研究主幹コメント *****

本製品は、北海道内でも高品質なことが知られている江差産ナマコを用い、フリーズドライ(FD)製法を用いた国内初の乾燥ナマコです。乾燥ナマコの新たなニーズや付加価値向上を目的に開発製品に取り組み、FD製法を用いることにより乾燥品の見た目の大きさが大きいこと、復水時間が従来・天日乾燥ナマコに較べ大幅に短時間化することが特徴です。このフリーズドライナマコは、これまでの乾燥ナマコを用いている中華料理のシェフから高い評価を得ていますが、まだナマコを使ったことのないフレンチやイタリアンのシェフからも洋食に使えるとの評価を得ています。乾燥品の大きさが大きいことから、東南アジアからのインバウンドの旅行客からも大変注目されており、まずはそれら旅行客に向けたお土産品として商品化・販売を開始しています。良質な素材と新たな発想・技術を取り入れた北海道を代表する海外に向けた水産加工品になることを期待しています。

(写真左)「フリーズドライナマコ」

(写真右)「檜山海参(ヒヤマハイシェン)」製品例

 

 

 

 

 

(写真)受賞された方々

(写真左より) 工業技術センター村田研究主査

株式会社仁光電機代表取締役柏谷和仁氏

辻泰弘副知事

株式会社イリエ船橋商店代表取締役船橋敦子氏

工業技術センター清水研究主査

工業技術センター阿部副センター長