HITECニュース

平成21年 3月号

こんなことができます

企業の新技術・新製品の開発などに北海道立工業技術センター設置機器をご利用いただくために、機器をシリーズで紹介しています。

薄膜部品の表面状態や微細加工形状などを測定できます
表面形状測定器
基本使用料(最初の1時間)8,350円、2時間目以降(1時間ごと)480円、税込み

表面形状測定器は、真空蒸着法などで成膜された金属薄膜や半導体薄膜のような薄膜部品の表面状態や膜厚を 測定する装置です。特に、半導体分野では微細加工後のパターン形状と寸法を高精度で測定する場に使用されます。また、光学部品の表面あらさ、うねりの測定 にも使用できます。
測定はダイヤモンド針を測定物の表面に押し当てながら走査して行い、平均高さ、最大高さ、断面積、曲率半径、傾き、中心線平均うねり、自乗平均平方根う ねり、自乗平均平方根あらさ、最大平均あらさなど信頼性の高い解析結果が得られます。軟らかい材料でも、ダイヤモンド針の押し付け荷重を低く設定すること で測定できます。測定手順は大変簡便ですので、初めての方でも容易に使用することができます。なお、本機器の仕様は下記のとおりです。ご利用方法などにつ いては、プロセス技術科へお問い合わせ下さい。

表面形状測定器(日本真空技術㈱:Dektak-3030ST)仕様
膜厚測定範囲: 100Å〜1310 kÅ
垂直方向分解能: 1Å(測定範囲65 kÅのとき)
走査距離: 50μm〜50mm
触針圧: 1〜40mg
触針半径: 2.5μm
サンプルステージ直径: 165mm
解析ソフト: 22本
同時表示可能解析パラメータ: 8個

平成20年度こんな機器が入りました

企業の新技術・新製品の開発などに北海道立工業技術センター設置機器をご利用いただくために、平成20年度設置機器を紹介します。

「ロジック・アナライザー」
平成20年度(財)JKA(旧名称 日本自転車振興会)補助金

パソコン、テレビ、ゲーム機などの家電製品や、生産ロボットなどの産業用機器では、アナログ信号とデジタ ル信号が数多く混在して複雑に制御されています。現在の通信・制御信号の主流はデジタル信号になっていますが、これらの機器等が正常に動作するためにはデ ジタル信号の電圧とタイミングが非常に重要です。
このロジック・アナライザーは、人の目では見ることができない高速なデジタル信号を同時に68本まで観測できるため、期待通りの制御がされているかどう かを評価することが比較的簡単にできます。また、デジタル信号の出力も可能な仕様になっていますので、新製品開発や部材の品質保証をお考えの際は本装置を 活用してください。本装置に関するご質問やご相談は機械電子技術科へお気軽にご連絡ください。なお、本装置は、平成20年度JKA補助金で設置されました。

ロジック・アナライザーの主な仕様
チャンネル数: 最大68ch
タイミングクロック: 500MHz/1GHz(フル/ハーフ)
ステートクロック: 450MHz
パターンジェネレータ機能: 48ch
TTL/CMOS/3.3V

トピックス(H2103)

「食品加工管理衛生研修会」開催

近年,食料品製造事業者は衛生的で安全な食品の製造が求められ,衛生管理の向上が尚一層重要になっていることから,2月5日、6日の2日間、北海道立工 業技術センターで「食品加工管理衛生研修会」を開催しました。講師に日本細菌検査㈱代表取締役社長の戸ヶ崎 惠一氏を迎え、簡単で正確な微生物検査につい ての講義と食品衛生検査器による実習を行いました。食品加工従事者など63名が受講し、身近な課題であることから熱心に受講していました。

「パソコンによる写真編集実技研修会」、「パソコンによるイラスト作成実技研修会」開催

函館市産業支援センターにおいて、「パソコンによる写真編集実技研修会」(2月18日、19日開催)と「パソコンによるイラスト作成実技研修会」(2月 25日、26日開催)を開催しました。この実技研修会は、地域企業のデザイン開発力や情報発信力の強化を目的として毎年開催しており、少人数制で質の高い 研修内容であることから受講者に好評を得ており、延べ24名が受講しました。

「都市エリア産学官連携促進事業【発展型】成果発表会」開催

3月2日、函館市内のホテルを会場として、平成18年度から3年間にわたって実施してきました都市エリア産学官連携促進事業【発展型】の成果発表会を開催しました。
最初に(社)日本セルフ・サービス協会専務理事 三浦正樹氏の基調講演、続いて都市エリア事業で実施している6本の共同研究の成果を発表しました。さら に、会場の後方で都市エリア事業の成果品等の展示や試飲・試食も行いました。発表会には150名が参加し、質問や討論が活発に行われ、また、引き続き開催 した交流会でも産学官の参加者が熱心に情報交換を行うなど、発表会は盛会のうちに終了しました。
なお、発表演題と発表者は下記のとおりです。

都市エリア産学官連携促進事業【発展型】成果発表会
基調講演 「地産東消:函館の『食』をもっと売るためには」
(社)日本セルフ・サービス協会 専務理事 三浦正樹
事業成果概要 副研究統括 澤谷拓治
1. 特殊成分の組成・ゲノム解析・連鎖型マリンガーデンシステムの構築
グループリーダー 安井 肇(北海道大学大学院水産科学研究院)
2. 機能性と感質に基づいたフードデザインシステム
グループリーダー 小西靖之(北海道立工業技術センター)
3. 生体組織の機能保持メカニズムの解明と応用
グループリーダー 吉岡武也(北海道立工業技術センター)
4. 公定法を超える高感度の分子生態学的微生物モニタリングシステム
グループリーダー 大坪雅史(北海道立工業技術センター)
5. 生体成分情報による生物種・産地鑑定とトレーサビリティ
グループリーダー 高村 巧(北海道立工業技術センター)
三上貞芳(公立はこだて未来大学)
6. 機能性成分の医・薬・工・食分野における利活用
グループリーダー 佐伯宏樹(北海道大学大学院水産科学研究院)

「北海道発 春を味わう」へ出展

1月16日、17日の2日間、(独)中小企業基盤整備機構が運営するアンテナショップ「RIN」(東京都港区南青山3−6−26)で開催された「北海道 発 春を味わう」に、函館地域の地域資源活用プログラム認定企業や都市エリア産学官連携促進事業参画企業である㈲日新商会、㈱陽樹、㈱かまだ商店、道南食 品㈱、㈲アイアンの5社が出展しました。このイベントは、北海道の豊かな農林水産品を優れた加工技術で商品化した新商品を、首都圏のバイヤーや都民などに 紹介することを目的に開催された商談・販売会で、商品のPRやビジネスに結びつくなどの大きな成果が得られました。

「2009スーパーマーケット・トレードショー」へ出展

2月11日から13日までの3日間、(社)日本セルフ・サービス協会が主催して東京ビッグサイトで開催された「2009スーパーマーケット・トレード ショー」に、函館市との共催で、共和コンクリート工業㈱、㈱天狗堂宝船、道南食品㈱、マルキチ食品㈱とともに北海道商工会議所連合会が取り纏めた北海道 ブースに出展しました。
この展示会は、主にスーパーマーケットなどのバイヤーを対象に開催されており、今回は延べ1,077社が2,213小間に出展し、過去最大規模でした。 また、地方自治体や地方金融機関が取り纏めた出展が多いのが特徴的でした。3日間で78,478名の来場者があり、通路が込み合っている状況でした。函館 のブースにも絶え間なく来場者が訪れ、具体的な商談も多数あったことから有益な出展でした。

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