HITECニュース

トピックス(H2509)

会議室・研修室を利用しませんか

工業技術センターでは、会議室・研修室を貸出ししています。セミナー、研修会から少人数での会議、打合せなどにご利用できます。お気軽にお問い合せください。


(写真左)会議室 (写真右)研修室
使用料金:会議室1時間につき2,550円  研修室1時間につき1,600円
【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 研究開発部研究支援課
℡(0138)34-2600

平成25年度ものづくり学習塾事業「わくわくサイエンスツアー ~実験と工場見学~」

日 時 : 平成25年7月29日(月)    平成25年7月30日(火)

場 所 : 北海道立工業技術センター 会議室

講 師 : 立命館宇治高等学校 渡辺儀輝氏

参加者 : 29日 29名 (13組の親子)   30日 31名 (15組の親子)

次代の日本を担う青少年を対象に、楽しみながら科学に接する「科学実験講座」と「ものづくり企業見学会」を開催しました。今回は、「身近なプラスチック製品で科学しよう」をテーマに、「なべ先生」の愛称で親しまれている渡辺儀輝氏と一緒にプラスチックの簡単な分類方法 なぜペットボトルはフタをはずしてリサイクルへまわすのか? 家庭でできるPETのお手軽リサイクル実験 再生繊維を作ってみよう。 発砲スチロールもりっぱな資源 みかんで溶ける不思議な性質等の実験を楽しみました。午後からは、日乃出クリーンセンターを訪問し、工場内を見学し、ゴミの分別の重要性を学習しました。

(写真左)実験をしている参加親子 (写真右)日乃出クリーンセンター内を見学

研修会開催

「搬送・伝動ベルトの選定とメンテナンス」

日 時 : 平成25年6月26日(水)

場 所 : 北海道立工業技術センター 研修室

講 師 : 東日本バンドー株式会社 梶原 優氏

参加者 : 11名
製造業では、製品の搬送や動力の伝達などでベルトが多数使われています。これらベルトにトラブルが発生すると、機械が止まることなどで生産量に大きく影響します。このようなトラブルを防止するには、ベルトの特性と適した使い方の知識が必要となります。そこで、搬送・ベルトの基礎知識と、日頃のメンテナンスや故障を未然に防ぐポイントについて、東日本バンドー(株)の梶原氏をお招きし研修会を開催しました。前半は、搬送ベルトの構造や材質からはじまり、ベルトの製造方法、ベルトの張り方、ベルトが原因となる異物混入対策など、事例とサンプルを解説して頂きました。後半は、伝動ベルトについての構造や材質、省エネ効果が得られるベルトの取り付け方など、サンプルを使いながらの解説をして頂きました。参加者から多くの実務的内容の質疑があり、大変有意義な研修会でした。

(写真左)講師 東日本バンドー株式会社 梶原 優氏
(写真右)研修会の様子

 

海外出張報告

出張者 : 研究開発部 応用技術支援グループ 主査 小西靖之

訪問先 : ミラノ(イタリア)

日 程 : 平成25年5月31日(金)~6月7日(金)
11th International Conference of Chemical & ProcessEngineering (ICheaP-2013)に参加し、函館マリンバイオクラスター事業の成果の公表を行うと共に関連技術の技術調査を行いました。函館マリンバイオクラスター事業の成果の公表は、6月4日に行われたFood セッションにおいて「Oscillating Self-organization  of Hydration Water in Foods Derived by a Forced Temperature Cycling」のタイトルで乾燥食品の新しい製品設計技術の構築を目的に、食品内の水分種をプローブ分子として、食品温度変化時のプロトンNMR測定により食品中水分種や食品特性を評価出来ること、これらの結果の製品設計への応用について口頭報告しました。聴衆者からは、評価結果の食品加工への具体的な応用性、最適操作における食品水分種の役割などの様々な質疑があり、関連研究者からも注目されました。また、関連技術としては、ポスターセッションでも食品工学関連の報告があり、食品の機能性成分の食品加工工程での変質や量的変化の評価報告、食品原料の保存温度の機能性成分や品質への影響評価の報告が多数あり、評価技術などについての情報を得ることが出来ました。これらの関連技術は今年度の取り組みに一部反映させる予定です。

 

 

【報告内容の要約】

食品の乾燥工程や食製品の設計では、食品中の水の状態が重要であり、その食品中の水の評価方法について取り組んでいる。特に食品の乾燥工程では、食品の水分の減少に伴い食品中水分の特性はダイナミックに変化する。本報告では、食品中の水の状態特性評価に適しているNMR相関というパラメータを用い、様々な食材(イカ、鮭、イワシ、ホタテ、畜肉(ポーク・ビーフ2種))の温度変化(-30℃~30℃の範囲で行った)時のNMR相関時間の測定・解析より、食品中の水分特性を把握できること、その水分種特性が食製品の設計に有効であることを報告した。

(これらの結果は、マリンバイオマスを利用した麺製品などの食品設計やマコンブ等海藻乾燥物の風味設計に応用し製品設計を行っている。)

(写真)ポスターセッションの様子

 

 

函館マリンバイオフォーラム&フェスタ2013開催

7月18日(木)函館国際ホテルで「函館マリンバイオクラスター ~UMI (Universal Marine Industry)のグリーン・イノベーション~」の事業内容の紹介と産学官連携の新たな発展及び産学官関係者の一層の交流を図ることを目的に、函館マリンバイオフォーラム&フェスタ2013を開催しました。北海道総合政策部科学IT振興局科学技術振興課イノベーション戦略担当課長 大橋正次氏、函館市副市長 片岡格氏の挨拶に続き、文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長 木村直人氏の基調講演、そして本クラスターで研究に携わる4名の研究者から研究成果を発表しました。また、これまでに生み出された数々の商品展示や新たに開発された技術の内容を紹介したほか、注目の製品や試作品の試食を通じて、函館マリンバイオクラスターの取り組み、広がりを実感して頂きました。さっぽろ‘Smart-H’・とかちABCプロジェクトの取り組みもご紹介しました。フェスタでは、産学官の参加者が情報交換を行いました。

 

■■■函館マリンバイオクラスターのホームページはこちらから■■■■■■

発表演題と発表者は、下記のとおりです。

 

 

【基調講演】

「地域科学技術イノベーション振興施策の現状と今後の方向性について」

文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 課長 木村直人
【事業概要説明】

事業統括 三浦汀介(公財)函館地域産業振興財団副理事長

 

 

【事業内容紹介】
・高機能成分を含有するチョウザメと海藻の自立型バイオファーミング

北海道大学大学院水産科学研究院 教授 足立伸次

北海道大学大学院水産科学研究院 教授 安井 肇
北方海域のメガベントス資源探索、とろみや色素に関わる機能性成分を多く含有する海藻とチョウザメについてのバイオファーミング開発研究、それに直結した産学官連携のオーダーメイド型高価値製品化と多様なクラスター形成について報告しました。

 

 

・フコキサンチン素材の事業展開

北海道大学大学院水産科学研究院 教授 宮下和夫

函館産アカモクを使用したフコキサンチン素材の事業化、特にフコキサンチン素材の商品化に必要な安定性の担保とその規格及び機能性食品サプリメントとしての将来性について報告しました。

 

 

 

・函館マリンバイオクラスターのブランド構築

公立はこだて未来大学  教授 柳 英克

函館の地理的あるいは歴史的条件に根ざした地域力として「函館の海」が認知される事を目指し、函館マリンバイオクラスタ―のブランド構築を行いました。本講演では「函館の海」のブランド力を高めるためのデザイン手法及びその成果について報告しました。

 

 

 

・スマート水産業のためのICT技術・予測技術の応用と事業化 -今後の展望-

北海道大学大学院水産科学研究院  教授 齊藤誠一

データ同化モデルや海洋空間情報を活用した統合的な水産海洋環境計測・予測システムを開発しています。ユビキタスブイやセンサーネットワーキングなどのICT技術やデータ同化モデルなどの予測技術を活用した省力化、生態系に優しいスマート水産業の発展が求められており、水産業のビッグデータ活用も視野に入れたスマート水産業のビジネスモデルの展望について報告しました。

(写真左)文部科学省科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 課長 木村直人氏

(写真右)函館マリンバイオフォーラムの様子