機器・設備の利用

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プレート式凍結真空乾燥機

食品をフリーズドライすることができます。

プレート式凍結真空乾燥機写真
プレート式凍結真空乾燥機

凍結真空乾燥(フリーズドライ)法は、凍結した食品に真空状態で伝導又は輻射によって熱を伝え、食品中の氷を直接気体として蒸発(昇華といいます。)させる乾燥方法です。

凍結真空乾燥した食品は、乾燥食品の中で最も新規性に富み、材料の形がそのまま保持され、材料の色や味などの変化が少ないという特徴があります。さらに、氷の結晶部分が微細な空洞として残るので、お湯をかけるとこの微細な空洞にお湯がしみ込み、瞬時に水戻しできるので、水に戻した場合の復元性が良いなどのメリットがあります。

本機は、真空槽系、冷凍機系、真空排気系、操作系を同一パネル内に配置しているので、予備凍結、凍結乾燥を同一槽内で一貫処理することができます。

凍結真空乾燥法は、最近の10年間で食品業界に広く浸透し、海藻類やネギ、ニンジン、イチゴなどの農産物を利用した多くの商品が市場に進出しています。

[仕様] ●棚冷却範囲:-40℃ ●棚温度範囲:常温~+80℃ ●真空度:8Pa ●処理量(1バッチあたり):常用2リットル、最大4リットル

凍結真空乾燥した食品の開発や試験に、本機をぜひご利用ください。

【お問い合せ・お申し込み先】

詳しい仕様やご利用方法などお気軽にお問い合わせください。

北海道立工業技術センター
TEL:0138-34-2600

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