研究開発

地域ニーズに沿って即応可能な応用技術の研究開発を行い、
地域企業の技術向上と新事業・製品の創出、起業を支援します。

経常研究●研究内容は、PDFファイルでご覧いただけます。

【26年度に行った北海道と函館市の委託研究】

自律駆動型太陽追尾システムに関する研究 PDF(92KB)
太陽光発電では、太陽の日周運動に合わせて発電パネルが追従すれば大幅に発電効率がアップするが、既存の電動機を用いた太陽追尾装置は高コストで自身が電力消費するという問題がある。駆動源に水素吸蔵合金アクチュエータを用いることで、電力不要で低コストな自律駆動型太陽追尾システムの技術開発を目指す。
[実施年度:平成26年度~28年度]
水環境における光応用技術の産業利用に関する研究 PDF(111KB)
光応用技術を水中でも利用可能とするため、産業の現場で想定される様々な外乱要因を検討し、水中環境特有の固定方法や電源確保、伝送仕様等、多くの要求項目を満たした計測制御に利用可能なモジュールを試作し、水環境下での光応用技術の産業利用について検討する。
[実施年度:平成25年度~27年度]
機能性加工工具材料の開発 PDF(103KB)
既存の超硬工具が抱える問題点の解決を目的に、新たに技術開発する製造プロセスにより、本来、被覆材として用いられる材料を用いた傾斜機能耐摩耗工具材料の設計・開発、応用化のための技術開発を行う。
[実施年度:平成24年度~26年度]
天然物由来高分子系材料の開発 PDF(84KB)
プラスチック材料は化石資源から合成されているが、大量に発生する一次産業の副資材では、廃棄方法が問題化するなど環境負荷が大きい。これを解決するため天然物を原材料にして合成する高分子材料を開発する。さらに、この高分子材料を高付加価値化な工業用素材、医薬化粧品用素材などに応用する技術を検討する。
[実施年度:平成26年度~28年度]
真空技術による半導体薄膜の低温成膜プロセスに関する研究 PDF(101KB)
機能性半導体材料として硫化亜鉛系、酸化亜鉛系材料を選び、工業的に重要な成膜法であるスパッタ法を用いて成膜を試みる。成膜した試料の構造解析や電気的・光学的特性測定結果から、薄膜や成膜プロセスを評価し、低温成膜への応用の可能性について検討する。
[実施年度:平成24年度~26年度]
食品加工におけるプリプロセッシングの高度化に関する研究開発 PDF(95KB)
食品加工では様々な処理が行われているが、特に農産物素材などの食品の乾燥操作では、どの前処理をどのタイミングで行うかというプリプロセッシング(前工程)が製品品質に大きく影響を与える。プリプロセッシングによる乾燥製品の品質、保存性への影響を明らかにする。
[実施年度:平成26年度~28年度]
食品微生物の特異的定量システムの開発 PDF(111KB)
培養併用FISH法を応用して、様々な食品の迅速細菌検査に対応可能なマルチ蛍光スペクトル計測装置を開発しているが、検査工程の省力化と校正法の確立が必要である。吸引ろ過工程の省力化のための試料懸濁液の簡易吸収機構や装置の校正用試料の開発を含めた校正方法を開発する。
[実施年度:平成26年度~28年度]
地域バイオ資源の機能性の利活用に関する研究開発 PDF(109KB)
海藻含有の機能性成分フコキサンチンとフコイダンについては、函館地域で多くの関連商品開発が進んでいるが、この機能性をアピールするための表示や分析データの開示等について地域企業を支援するため、分析法の標準化確立を目指し、素材のみならず各々の加工食品に適した分析法を開発する。
[実施年度:平成26年度~28年度]
食品製造・加工における環境型の同定検査技術の研究開発 PDF(110KB)
食品製造業では異物混入や変敗等のクレームへの迅速な対応が求められており、原因究明に役立つ同定検査技術に対する必要性が高まっている。これまでの同定検査では環境負荷の高い薬品を使用することや同定に時間を要することが課題となっており、低環境負荷でかつ迅速な同定検査法を開発する。
[実施年度:平成26年度~28年度]
地域消費型農水産資源の利用に関する研究開発 PDF(104KB)
地域における多様な水産資源の漁獲流通状況を整理し、栄養成分や保存特性の特徴を把握すると共に、地域差や季節変動の情報を得、その特性を活かした利活用を探る。
[実施年度:平成24年度~26年度]

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