■研究目的 スルメイカで得られた研究成果をスケールアップし、新たに神経生理とバイオエナジェティクスの観点から、生鮮魚介類の組織・細胞レベルでの長期機能保持技術を確立し、ジェネリックテクノロジーとしての活用を図る。
■研究概要 (1)組織の仮死・冬眠や神経制御などの新技術シーズ創出と新しい生体機能保持 技術の開発 (2)一般型の成果技術(活締め、酸素処理、適温保管、海水輸送etc)の広範囲への 適応拡大 (3)一般型での開発品(高鮮度生鮮スルメイカ)のさらなる品質向上とビジネス構築
■期待される成果 地域産の生鮮魚介類の鮮度向上による付加価値アップと、そのための生産装置や副資材、評価機器等の開発も含めたトータル的な鮮魚ビジネスの集積を目指す。本研究から生まれる技術は、臓器や再生組織の移植などの医療分野の技術開発にも寄与する。