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共同研究テーマ(5)
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研究目的

加熱、凍結、乾燥などのストレスが原因で、微生物は損傷する。
甚だしい損傷の場合、微生物は死滅するが、軽度の場合では、微生物は死滅せず回復する。軽度に損傷した食品衛生細菌は、しばしば、公定検査法では検出できないことがあり、近年、大きな問題となっている。
微生物モニタリングシステム
本研究では、損傷した食品衛生細菌を高感度で正確に、かつ、迅速に検査できる培養併用FISH法を応用した微生物モニタリングシステムの構築を目指す。

研究概要

(1)ストレス環境下にさらされた食品衛生細菌の損傷回復条件等を確立する。
(2)キャンピロバクターをはじめ黄色ブドウ球菌、一般細菌など重要な食品衛生細菌
   の検出用高感度蛍光オリゴヌクレチドプロープを設計する。
(3)蛍光画像雑音を多く含む画像からの細菌識別方法を開発し、これを培養併用
   FISHモニタリング装置に応用し、自動計数の信頼性の検討を行う。

期待される成果

(1)培養併用FISH法を応用した微生物モニタリングシステムは、新規な迅速細菌検査
   法として確立する。
(2)微生物モニタリングシステムの関連製品として、培養併用FISHモニタリング装置、
   損傷回復培地、試薬キット、簡易検査キット、全自動細菌検査装置などが商品化
   される。
従来法(培養法)
 
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