研究開発

地域企業・大学・産業支援機関の連携による研究開発で
「技術の高度化」「地域産業の競争力強化」などに貢献しています。

外部資金研究

先端技術の導入支援等による地域企業生産性向上事業

 北海道の補助事業で、IoT、ロボティクスをはじめとした先端技術等の導入・応用について、ものづくり企業など機械器具の製造側と食品製造業などのユーザー側を一体的に支援するとともに、地域企業の生産性向上と、良質で安定的な雇用の創造を図ることを目的としている。 地域企業に対し、技術力生産性向上マネージャー(当財団研究職員)による基盤技術の高度化、製品化研究、製品改良、生産工程・設備保全技術の改善・効率化等生産性の向上に関するニーズや課題の把握、改善に向けたマネージメントを行い、次にこれらの課題解決に向け、当センター研究員及び外部機関の専門家による技術支援等を実施した。

戦略的基盤技術高度化支援事業

 経済産業省中小企業庁が実施する補助事業で、中小ものづくり高度化法による特定研究開発等計画の認定又は地域未来投資促進法による地域経済牽引事業計画の承認を受けた中小企業・小規模事業者による、中小ものづくり高度化法に基づく12技術分野の向上につながる研究開発、その試作等の取組を支援することを目的としている。中小企業・小規模事業者が大学・公設試等の研究機関等と連携して行う、製品化につながる可能性の高い研究開発、試作品開発等及び販路開拓への取組として、本年度は、以下のテーマで実施した。

「ウニの実入改善を実現する海藻等未利用バイオマス再資源化と利用技術の確立」

研究成果最適展開支援プログラム (A-STEPトライアウト)

 A-STEPは大学・公的研究機関等で生まれた科学技術に関する研究成果を国民経済上重要な技術として実用化することで、研究成果の社会還元を目指す技術移転支援プログラムで、研究成果の技術移転に伴う技術リスクを顕在化し、それを解消することで企業による製品化に向けた開発が可能となる段階まで、研究開発の状況に応じて、リスクの解消に適した複数のメニューがある。本年度より、シーズが企業ニーズの達成に資するか、可能性を検証する支援メニューのトライアウトで、以下のテーマを実施した。

「小さい温度差のみで駆動可能な水素吸蔵合金アクチュエータの基本特性の解明」

JASの制定・国際化調査委託事業

 規格・認証は、産品や事業者の品質、技術、取組の内容を「見える化」するものであり、特に、食文化や商慣行が異なる海外市場において、その産品を知らない取引相手に品質や特色を訴求するには、戦略的な規格・認証の制定・活用が重要となる。農林水産省では、我が国農林水産業・食品産業の競争力強化を図るため、強みのアピールにつながる多様なJASの制定・国際化に向けた技術的なデータの収集、検討・調整、規格素案の作成を行う事業を民間団体等に委託している。本年度は、以下のテーマで事業を実施した。

「生鮮水産物の新鮮度の試験法、および高品位出荷プロセスの日本農林規格の作成に係る調査等」

産業標準化推進事業委託費

 第4次産業革命の時代を迎え、ルール形成を通じた市場開拓・拡大やイノベーションの成果を社会実装するために、標準化の戦略的な推進が重要になっている。経済産業省では先端技術や新たなサービス等に関するルールの整備に標準が必要となる分野、モノやサービスをつなぐための異業種間連携等が必要となる分野等のうち、政府戦略分野について、関連技術情報や実証データの収集、国際標準原案の開発・提案、国際標準の普及を見据えた試験・認証基盤の構築、JISの開発等を実施している。本年度は、以下のテーマで事業を実施した。

「生鮮魚介類の科学的鮮度評価法に関する国際標準化調査」

養殖産業成長産業化技術開発

 水産庁の委託事業で、我が国の養殖業の成長産業化に向けて、魚類養殖のコスト低減技術の実証と高効率飼料の開発、養殖魚類生産性向上に必要な生産技術の高度化と優良系統の作出、さらに、輸出拡大を促進するための養殖魚類の品質保持技術の実用化に向けた技術開発等を行うことを目的とする。本年度は、本事業の水産物品質保持技術を北海道産天然ブリに応用するため、以下のテーマで事業を実施した。

「酸素充填処理技術の北海道海域の天然ブリへの応用」

市場動向対応型研究開発支援事業

 公益財団法人北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)が実施する研究開発支援事業。道内の大学等試験研究機関や民間企業等が共同で実施する事業化、商品化に向けた研究開発において、研究成果を事業化等に活用できる基盤形成を推進するとともに、ベンチャー創出や事業拡大、新規事業の立ち上げを促進し、雇用創出を図ることを目的としている。本年度は、陸上養殖による「海藻スプラウト」の生産構築と「緑黄色海藻」の概念啓発による新規市場創出を図るため、以下のテーマで事業を実施した。

「海藻スプラウト:海藻の陸上養殖プロジェクト」