研究開発

地域ニーズに沿って即応可能な応用技術の研究開発を行い、
地域企業の技術向上と新事業・製品の創出、起業を支援します。

経常研究●研究内容は、PDFファイルでご覧いただけます。

【令和4年度に行った北海道・函館市・北斗市・七飯町より補助を受けて実施した研究】

地域産業のロボティクス最適化モデルに関する調査研究 PDF(124KB)
地域の製造業におけるロボット導入の促進と生産性向上やロボット産業参入企業の技術力向上を目的とし、ロボット導入後の負担軽減改善に寄与する検討手順や指標等の最適化について、ハンドリング技術を事例にした指標等に関する調査及び実験的検証を行う。
[実施年度:令和2年度~令和4年度]
生画像処理技術を用いた生産情報のデジタル化手法に関する技術開発 PDF(117KB)
製品の付加価値や生産効率の向上などの取り組みに重要な生産情報のデジタル化の推進を目的とし、地域企業でも取り組みやすい様に、最小限の機器導入で実現可能な画像処理技術を用いたデジタル化手法について技術開発を行う。
[実施年度:令和4年度~令和6年度]
スパッタ成膜技術に関する研究 PDF(114KB)

半導体材料などに用いる真空下でのスパッタ技術について、酸化物、窒化物等の薄膜成膜条件の検討を行い、成膜条件と薄膜構造及び光学的電気的特性との関連性を評価し、スパッタ薄膜の特性向上を図ると共に、函館地域の電子部品や光学部品を製造する企業への応用展開について検討する。
[実施年度:令和3年度~令和5年度]

成膜技術を応用した焼結用黒鉛型の導電性制御に関する研究 PDF(106KB)
真空装置関連技術であるCVD(化学蒸着法)やALD(原子堆積法)のような成膜技術を用いて、黒鉛型内部に導体/不導体膜を形成することで黒鉛型の導電性を制御し、緻密で均質な高機能焼結体作製技術の開発を行う。
[実施年度:令和4年度~令和6年度]
食関連材料の高度冷凍技術に関する研究開発 PDF(103B)
地域資源である水産物の最適凍結手法の確立や水産加工品の品質保持、長期保存安定性確保による付加価値向上を目的とし、急速凍結と通常の緩慢凍結に関する凍結に関する凍結機構や凍結装置の現状、凍結評価方法を調査し、モデル食材での凍結及び解凍について検討するなど、総合的評価を行う。
[実施年度:令和2年度~令和4年度]
地域海藻素材の高度加工技術に関する研究開発 PDF(80KB)
函館真昆布のだし抽出特性を向上させる保管条件や加工技術の指標構築を目的とし、工業的なだし抽出における品質ニーズや抽出条件の整理、評価のための抽出条件や評価方法の検討、長期保管昆布のだし品質変化の評価、異なる昆布種や風味加工条件の違いによる抽出だし特性変化の評価を行う。
[実施年度:令和2年度~令和4年度]
地域新規多獲性魚種の利用加工に関する研究開発 PDF(106KB)
北海道で漁獲されるブリ等の新規多獲性魚種について、「加工利用特性の把握」、「下処理による品質改善効果の検証」、「調味による臭いの低減と旨味の増加効果等の検証」などを行い、官能的評価に加えて成分分析による科学的根拠を示すことにより、新規多獲性魚種の利用促進を図る。
[実施年度:令和4年度~令和6年度]
地域食品素材の機能性活用に向けた研究開発 PDF(104KB)
地域食品企業のヘルシーDo等の認定を目指し、コンブやアカモクに含まれるフコキサンチンの抗肥満作用等を活用するため、収穫地域や時期等による含量の違いを調査し、原材料の一次加工方法の検討や、加熱、乾燥、粉砕等の基本的な加工工程による成分量の変化の研究などの基礎的な知見を集積する。
[実施年度:令和2年度~令和4年度]
地域資源に特異なDNA塩基配列の探索・利用技術の開発研究 PDF(94KB)
当センターが開発した、函館産マコンブを海外産と識別するDNA分析技術について、地域資源であるダルスをモデルにDNAを抽出し、塩基配列の解読や他地域産との比較解析により地域資源に特異な(他とは異なる)塩基配列を探索し、産地識別等が可能なDNA分析技術の開発を検討する。
[実施年度:令和2年度~令和4年度]
凍結技術を活用した道産海藻資源の高価値化に関する研究開発 PDF(105KB)
凍結技術を活用した昆布の高価値化を目的に、凍結条件による呈味成分保持効果のある粘性物質の産生量変化など、凍結条件が地域海藻資源の品質に及ぼす影響を詳細に検討し、新たな優位性の高い独自技術の開発を進め、その普及啓発を図る。
[実施年度:令和3年度~令和5年度]

【令和3年度に行った北海道と函館市の委託研究】はこちら