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研修会開催
日 時 : 平成24年9月27日(木)14:00~16:00
場 所 : 北海道立工業技術センター 会議室
講 師 : 上野製薬株式会社 R&Dセンター 岡 俊道氏
参加者 : 52名
食品の喫食に伴う人の健康や傷害の危害要因は、様々です。例えば、食品へのガラスや金属の混入、あるいは中毒を引き起こす薬剤の食品への混入などが挙げられますが、とりわけ食中毒細菌の混入による危害リスクは、最も高く、国内の食中毒事故原因の第1位は、食中毒細菌によるものです。一方、食中毒の原因にはならないまでも、変色、異味、異臭の発生等、細菌による食品の品質劣化は、しばしば発生します。食品製造においては、食中毒細菌や品質劣化細菌の制御は大変重要です。
そこで、上野製薬株式会社R&Dセンター 岡 俊道氏をお招きして、「食品の微生物制御」と題して、微生物制御の必要性、食品工場で微生物汚染が起こる要因等をお話しして頂きました。定員を上回る参加者で、食品産業に関わる皆様の関心の高さを感じました。
(写真左)講師 上野製薬(株)R&Dセンター 岡 俊道氏
(写真右)研修会の様子
「地域資源高付加価値化研究会」
日 時 : 平成24年10月25日(木)15:00~17:20
場 所 : ロワジールホテル函館
参加者 : 56名
「地域資源高付加価値化研究会」とは、函館の水産物を対象とした機能性素材やこれらを用いた新商品の開発・品質の向上などの高付加価値化を図ることを目的に、産学官連携による試験研究の成果の情報提供及び情報交換の場として、開発した機能性素材等の地域波及や地域経済の発展に寄与することを目指す取り組みです。
今回、平成24年度地域新成長産業創出促進事業(経済産業省北海道経済産業局)の一環として、同じ事業を実施している財団法人十勝圏振興機構と連携して、函館、十勝両地域の農水産物を活用した機能性素材を紹介することにより、産学官連携の新たな発展及び地域企業の皆様の今後の商品開発や高付加価値化のヒントになることを目的に研究会を開催しました。
***プログラム***
テーマ「函館・十勝地域における農水産物の機能性素材の紹介」
第1部 十勝における取組の紹介 農産物からの機能性素材の紹介
「十勝から発信!魅力ある機能性素材の可能性」
財団法人十勝圏振興機構 事業部 研究開発課 課長 葛西大介氏
第2部 函館における取組の紹介 海藻の機能性素材の紹介
「フィコビリタンパク質の機能性」
北海道大学大学院水産科学研究院 准教授 岸村栄毅氏
「褐藻由来フコキサンチンの抗炎症作用を基盤とした健康機能」
北海道大学大学院水産科学研究院 准教授 細川雅史氏
(写真左)(財)十勝圏振興機構事業部研究開発課 課長 葛西大介氏
(写真右)試食、展示品の様子
「事業再生セミナー」
テーマ : 「不可能は行動で可能になる」
日 時 : 平成24年10月30日(火)15:00~17:00
場 所 : 北海道立工業技術センター 会議室
講 師 : グローバルコンパクト 代表 毛利京申氏
参加者 : 47名
共 催 : 函館信用金庫
近年、企業の生き残りが厳しいといわれ、倒産もしくは廃業においこまれる企業が少なくありません。そこで、グローバルコンパクト 代表 毛利京申氏をお招きし、実践経験をもとに、経営者の意識の中に潜む問題と経営に対する組み立てについてお話をして頂きました。
セミナー終了後の質疑応答では、多くの質問があり活発な意見交換が行われ、大変有意義なセミナーでした。
(写真左)グローバルコンパクト 代表 毛利京申氏
(写真右)セミナーの様子
経営改善・マーケティングセミナー」
テーマ : 「売上増加のための考え方と具体策」
日 時 : 平成24年11月22日(木)13:30~15:30
場 所 : 北海道立工業技術センター 会議室
講 師 : インテレッジ 代表 高橋正也氏
参加者 : 71名
共 催 : 函館商工信用組合
新製品開発、製品改良、広告、販売促進、営業員の増強、Web販売、多店舗化、ポイント制度・・・売上増加のためには、様々な方策が考えられますが、最大の効果を得るためにはやみくもに思いつきの方策に着手するのではなく、正しい分析に基づいた重点的な取り組みを行う事が必要です。
そこで、インテレッジ 代表 高橋正也氏をお招きし、マーケティング手法を解説して頂き、様々な経営改善事例を中心に売上拡大の実際例を紹介して頂きました。定員を上回る参加者の皆様から非常に有意義で参考になったとご感想を頂きました。
(写真左)インテレッジ 代表 高橋正也氏 (写真右)セミナーの様子
「先進技術を応用したプロセス開発 -食品製造から電子部品製造まで-」
日 時 : 平成24年11月26日(月)10:00~11:30
場 所 : 北海道立工業技術センター 研修室
講 師 : アルバック販売(株)営業本部特約店部東日本担当室 室長 三浦 治氏
(株)アルバック産業機器事業部PM部 花本隆史氏
参加者 : 10名
真空技術は、LSI(大規模集積回路)に代表される半導体部品の製造プロセスのみならず、食品製造においても調理等に応用されており、汎用性が高い技術と言えます。例えば吸引や吸着、プラスチックの真空成形、食品の酸化防止、フリーズドライ、濃縮、半導体分野の薄膜作製や微細加工などで真空技術が非常に役立っています。
現場での実用については、最初、真空に関する技術情報が重要となりますが、食品製造で利用が多い低真空領域から半導体製造で使われるような高真空領域まで、真空技術をまとめて知りえる機会は多くありません。
そこで、真空関連機器メーカーのアルバック販売(株)の三浦 治氏、(株)アルバックの花本隆史氏をお招きし、真空の基礎知識、応用技術、低真空から高真空まで製造に関わるプロセス事例等、幅広い内容を分かりやすくご講演して頂きました。
(写真左)アルバック販売(株)営業本部特約店部東日本担当室 室長 三浦 治氏
(写真右)研修会の様子