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研修会開催
「地理的表示保護制度活用セミナー」
日 時:平成27年9月15日(火)13:30~15:30
場 所:北海道立工業技術センター 会議室
講 師:農林水産省北海道農政事務所 農政推進部 経営・事業支援課 六次産業化専門職 折坂真志氏
(一社)食品需給研究センター地理的表示保護制度活用支援窓口ブロック統括アドバイザー
株式会社リープス 代表取締役 鈴木善人氏
参加者:23名
私たちが暮らす道南地域には、「白口浜マコンブ」や「函館和牛」などといった、長年培われた生産方法や気候・風土に基づく産地特性により、高い品質と評価を獲得しているものが数多くあります。一方、昨今は農林水産省により、生産地と品質に不可分の結びつきがある産品の名称を国に登録することで、国が一定の特性を保証して模倣品を排除しようとする地理的表示保護制度が導入され、生産業者の利益増進と需要者の信頼保護を図る取組が積極的に進められています。 そこで、「地理的表示保護制度」の相談窓口として活動されている農林水産省北海道農政事務所農政推進部経営・事業支援課六次産業化専門職 折坂真志氏と(一社)食品需給研究センター地理的表示保護制度活用支援窓口ブロック統括アドバイザー(㈱リープス代表取締役)鈴木善人氏をお迎えし「地理的表示保護制度活用セミナー」と題して研修会を開催しました。研修会では、折坂氏よりこの制度の狙いや意義を、鈴木氏より具体的な申請書の書き方やノウハウを説明して頂きました。終了後には、個別相談も行われ大変有意義な研修会でした。
(写真)研修会の様子
食品の加熱プロセスと品質 ~加工条件のおいしさなどへの影響~
日 時:平成27年10月9日(金)14:00~16:00
場 所:北海道立工業技術センター 研修室
講 師:大阪ガス株式会社 エネルギー技術研究所 エグゼクティブリサーチャー
おいしさ・健康調理ラボラトリー長 竹森利和氏
参加者:23名
食品加工では、焼く・蒸す・煮るなどの加熱プロセスが多用されます。食材を加熱することで、糊化・糖化、タンパク分解などの物理化学変化を起こし味覚や食感、風味、さらには健康性にも変化が生じます。どのようにすれば加熱プロセスの効用(おいしさ、健康性)を最大限に引き出せるのか?そのためには、食品加熱プロセスを理解することが大切です。そこで、食材の加熱プロセスとおいしさなどの関連について研究している大阪ガス株式会社・おいしさ・健康調理ラボラトリー長の竹森氏をお招きして、ご飯の「おいしさ」や、焼き野菜や焼き魚の「健康性」を具体的な加熱プロセスの研究事例などを用いて、わかりやすく解説して頂きました。
(写真左)講師 竹森利和氏 (写真右)研修会の様子