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研修会開催
X線非破壊検査装置の産業利用と事例紹介
日 時:平成30年1月31日(水)14:30~16:30
場 所:北海道立工業技術センター研修室
講 師:(地独)北海道立総合研究機構 産業技術研究本部 工業試験場 材料技術部 金属・加工グループ 研究主幹 田中大之氏
パルステック工業株式会社 X線応用設備課 課長 内山宗久氏
参加者:9名
近年、機械装置や機械部品の高機能化・多様化が進み、製品の稼働状態での各部品や組付け状態の確認を行うことが困難となってきています。これらを解決する方法の一つがX線技術です。本研修会では、(地独)北海道立総合研究機構 産業技術研究本部 工業試験場材料技術部 金属・加工グループ 研究主幹 田中大之氏に「X線CTの産業利用について」と題してX線CTおよびX線残留応力測定装置について、パルステック工業株式会社 X線応用設備課 課長 内山宗久氏に「X線残留応力測定の原理と測定事例について」講演頂きました。また、参加企業からの持ち込み試料なども測定し興味深い結果が得られ、いずれの講演も活発な質疑が行われ、大変有意義な研修会でした。
(写真)研修会の様子
食品工場に求められる品質クレームへの対応方法
日 時:平成30年2月1日(木)15:00~17:00
場 所:北海道立工業技術センター会議室
講 師:生活協同組合コープさっぽろ品質管理室 室長 是永憲宏氏
参加者:64名
昨今、異物混入、変質、異味・異臭など、多岐にわたる食品クレームに関する報道、報告が見受けられます。このようなクレームをゼロにすることは食品製造者にとって重要です。しかしながら、発生してしまったクレームにどう対応するかも食品の製造や販売にたずさわる上で、常に考え、備えておくべき課題です。そこで、生活協同組合コープさっぽろ品質管理室 室長 是永憲宏氏をお招きして、食品クレームの傾向とメーカーに求められる対応についての研修会を開催しました。定員を大幅に上回るお申込みを頂き、参加者は講師の説明に熱心に耳を傾けておりました。
(写真左) 生活協同組合コープさっぽろ品質管理室 室長 是永憲宏氏
(写真右)研修会の様子
平成29年度技術ブランディング支援事業研修会
日 時:平成30年2月13日(火)14:00~16:30
場 所:フォーポイントバイシェラトン函館
講 師:株式会社協同商事 コエドブルワリー 代表取締役兼CEO 朝霧重治氏
参加者:51人
情報が爆発的に増え、価値観は多様化し、ビジネスにおいて差別化が極めて困難になる中、企業が持続的に成長して発展するためには、多くの人から信頼され、選ばれ続ける強いブランドになる必要があります。この度、ブランディングの第一人者として活躍されている株式会社協同商事 コエドブルワリー 代表取締役兼CEO 朝霧重治氏を講師に迎え、グローカルなポジショニングとブランディングをテーマに研修会を開催しました。国内販売力はもとより、輸出拡大に資する技術ブランディング手法についてお話して頂きました。また、今年度、北海道立工業技術センターに整備された食関連機器のご紹介もしました。
(写真左)株式会社協同商事 コエドブルワリー 代表取締役兼CEO 朝霧重治氏
(写真右)食関連機器の紹介の様子 食産業技術支援グループ 研究主幹 吉岡武也
表面・薄膜分析
日 時:平成30年3月23日(金)14:00~17:00
場 所:北海道立工業技術センター研修室
講 師:日本電子株式会社 SAアプリケーション部 主事 島政英氏 日本電子株式会社 SAアプリケーション部 伊木田木の実氏
参加者:9名
工業技術センターでは、H29年度のJKA補助事業によってオージェ電子分光分析装置(日本電子株式会社製JAMP-9510F)を導入いたしました。そこで、日本電子(株)から島政英氏と伊木田木の実氏を講師にお招きし、電子部品や機械・金属材料の分析に関心のある方を主対象とし、前半は表面・薄膜分析の基礎について、後半はオージェ電子分光分析装置を中心に実技を交えた研修会を実施しました。参加企業からは活発な質問があり、大変有意義な研修会となりました。また出席者へのアンケートから、オージェ電子分光分析装置の導入については「よい」という回答が多く寄せられ、地元企業の分析に対する関心の高さを知ることができました。
(写真)研修会の様子
(写真)オージェ電子分光分析装置(日本電子株式会社製 JAMP-9510F)