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こんなことができます

ガスクロマトグラフ((株)島津製作所 Nexis GC-2030APT)

 

食品成分等のうち、熱に安定で気化しやすい成分の定性・定量分析を行う装置です。

 

クロマトグラフィーとは、固定相を移動相が通過する過程で成分が分離される分離分析方法です。特に移動相に気体を用いるものをガスクロマトグラフィーと言い、このために用いる装置がガスクロマトグラフです。注入口から導入したサンプルは、高温の気化室で気化した後、キャリアガスによってカラムに移動します。クロマトグラフィーの原理によって各成分は分離され、その後検出器で電気信号に変換されます。液体または気体のサンプルが分析可能です。検出器は、水素イオン化検出器 (FID)、熱伝導度検出器(TCD)を搭載しています。目的成分に応じて、カラムを選択したり、分析条件の設定を行うことが大切です。濃度既知の目的成分(標準品)との比較により、サンプルに含まれる成分の種類を知り(定性)、またその量を知る(定量)ことが出来ます。脂肪酸やアルコールなどの食品成分、食品添加物、環境ガス分析などに広く用いることが出来ます。

 

【仕様】

注入口                  パックド注入口、キャピラリ用注入口

検出器                  水素イオン化検出器 FID-2030、熱伝導度検出器(TCD)

オートインジェクタ             試料導入装置 AOC-20I

オートランプラ     オートサンプラ AOC-20s

制御用PC             GCワークステーション Labsolutions

 

ご質問やご相談は、当センターへお気軽に連絡ください。

 

【お問い合わせ先】研究開発部食産業技術支援グループ 鳥海 ℡0138-34-2600

 

(写真)ガスクロマトグラフ