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中国大連海洋大学と研究交流協定締結

平成23年3月29日(火)、中国大連市において、大連海洋大学海洋工程学院(Dalian Ocean University)と北海道立工業技術センターは、マリンサイエンス研究の交流に関する協定を締結しました。

【概要】

1 目的

 本協定は、両者が行うマリンサイエンス領域における研究活動(海洋空間情報を活用した沿岸生物相・水圏環境の健全化と高次活用の両立)の交流及び連携を推進し、相互の学術研究の一層の推進と地域産業の振興に寄与することを目的とする。

2 連携・協力事項

 (1)研究交流に関すること。

 (2)人材交流に関すること。

 (3)共同研究に関すること。

 (4)学術セミナー、会議への参加に関すること。

 (5)情報交換に関すること。

■■■函館マリンバイオクラスターの概要はこちらから■■■■■■


(写真左)海洋工程学院長張國勝教授(中央左)と三浦センター長(中央右)  (写真右) 三浦センター長(左)大連海洋大学学長姚杰教授(右)

出張者 : センター長 三浦汀介
        企画事業部 部長 吉野博之
        研究開発部 科学技術コーディネータ 大久保征二
             北海道大学大学院水産科学研究院 教授 齊藤誠一

訪問先 : 中国遼寧省大連市

日 程 : 平成23年3月27日~3月31日

 協定書調印式に先立ち、3月28日に中国遼寧省大連海洋漁業集団公司を訪問及び大連高和食品有限公司を視察しました。
   大連海洋漁業集団公司では、工業技術センター及び函館マリンバイオクラスターを紹介し、特に函館マリンバイオクラスターの研究内容について強い興味を示して頂き数多くの質問がありました。続いて、大連高和食品有限公司の製造ラインを視察しました。南米チリ沖でとれたイカを使って、スルメの極細切りのようなものを製造していました。袋詰めの工程にはかなりの作業員がいましたが、その他の工程は自動化されており、作業員は少数でした。
 3月29日に大連海洋大学にて協定書調印式及び研究交流を行いました。本協定をもとに、より一層のグローバルネットワークの構築・強化を図っていきたいと考えています。   
            
    (写真左)大連海洋漁業集団公司訪問   (写真右)大連海洋大学との研究交流