Hitec newsHITEC ニュース

令和3年12月号

こんなことができます

動ひずみ測定システム((株)共和電業)

一般的な機械には、様々な力が作用します。また、機械部品はその力を受けて変形し、

”ひずみ”が生じます。強度設計や品質保証等において、ひずみと応力の関係の把握は重要です。動ひずみ測定システムは、ひずみゲージや各種センサを用いて、機械や構造物等に加わるひずみ、応力を高速・高精度に測定する機器です。また、本機器は振動の変位や加速度等も可能で、機械・電子部品の振動試験やロボット可動部の挙動解析、各種構造物の強度試験などに幅広く利用できます。ひずみゲージに関してはデジタルテレメータを用いることで最大50m(見通し)の範囲を無線化することができるため、測定ケーブルの配線が困難な回転体や移動体に加わるひずみを測定することも可能です。ひずみや応力をはじめとした多くの物理量を高速かつ高精度に測定できる本機器は、ロボット等の研究開発、設計検証や挙動解析等に利用することで、製品設計・解析技術等における課題解決に役立ちます。

 

【動ひずみ測定システムの仕様】

型名                                    :EDX-200A-4H-1

測定対象             :ひずみ(ゲージ、変換機)、電圧、パルス、圧電型加速度、 CAN信号

サンプリング周波数        :最大100kHz

測定可能チャンネル数    :最大32チャンネル(ノーマルサンプリングモード時)

 

ご質問やご相談がございましたら、当センターへお気軽にご連絡ください。

【お問い合わせ】研究開発部 ものづくり技術支援グループ 松本、高橋 ℡(0138)34-2600

(写真)動ひずみ測定システム

トピックス

展示会に出展

ビジネスEXPO「第35回北海道技術・ビジネス交流会」

 

日 時:令和3年11月11日(木)~12日(金)

場 所:アクセスサッポロ

 

北海道技術・ビジネス交流会は、今年で第35回目の開催となり持続可能な未来に向けて~新たな北海道ステージの扉を開く~をテーマに北海道の強みと可能性について情報発信する北海道最大級のイベントです。今年は、277の企業、団体が出展しました。当財団は、函館地域の企業と函館市産業支援センターとともに出展し、来場者の皆様に展示品を説明しました。

 

公益財団法人函館地域産業振興財団(はこだてビジネス交流ゾーン)

・アクトシステムズ

・グローバル・コミュニケーションズ

・サンテクノ函館R&Dセンター

・上加冷機工業

・トータルデザインサービス

・仁光電機

・函館酸素

・函館市産業支援センター

 

(写真)はこだてビジネス交流ゾーンの様子

 

 

 

研修会開催

フードロス削減の重要性と食品製造・流通業の取り組み事例

 

日 時:令和3年10月7日(木)15:00~17:00

場 所:北海道立工業技術センター会議室(Web形式)

講 師:公益財団法人流通経済研究所 農業・環境・地域部門

副部門長 上席研究員 石川 友博氏

参加者:8名

 

地球環境問題が深刻化していることから、国連は持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)を提案しました。また、ESG(企業の環境対策や社会問題、健全な管理体制)を運用指針にしている投資家が増加しています。企業においては、SDGs達成への貢献やESG対応を運営に採用する動きが拡大しています。そのなかで2019年10月「食品ロス削減推進法」が施行され食品ロス削減が国、自治体、企業、消費者を含めた「国民運動」に位置付けられました。食品ロス対策は企業において重要な課題となっており、食品製造業および流通業で取り組みがなされ、賞味期限、納品期限を含めて対策が検討されています。この研修会では、これらの状況や企業の取り組み事例が紹介されました。

 

【研修会の内容】

・フードロス削減の重要性

・地球環境問題とSDGs

・流通業・大手食品製造業の取り組み

・賞味期限・納品機器元の見直し事例

(写真)研修会の様子

 

「トピックス」カテゴリーの記事一覧へ »

お知らせ

工業技術センター見学の申し込みを随時受け付けしております。

皆様、お気軽に見学にお越しください。

(写真)北海道立工業技術センター展示ホール

 

※共同研究・技術相談成果品等多数展示しております。只今、見学者の人数制限を行っておりますのでご了承ください。

【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 研究開発部研究支援課 ℡(0138)34-2600

北海道知的財産情報センター函館サテライトを利用してみませんか

北海道知的財産戦略本部では、知的財産権についてお困りの方をサポートするため、函館、帯広、北見に相談窓口を設置しており、函館地域は、工業技術センター内にサテライトがあります。

札幌の北海道知的財産情報センターとテレビ会議システムを通じて相談することができます。

お気軽にご相談ください。

料金:無料

(写真)テレビ会議の様子

【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 総務企画部総務課 ℡(0138)34-2600

工業技術センターでは個別技術研修を行っています。

 企業などの技術的課題の多様化に対応するため、個別密着型で、かつ技術移転を重視した個別の技術研修を行っております。食品の加工・品質評価、工業材料・部品等の試作・評価、測定・試験用機器の活用方法など個々の技術ニーズに対応いたしております。

【開催日】随時

【場 所】北海道立工業技術センター

【受講料】無料

【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 工業技術センター研究開発部 ℡(0138)34-2600

会議室・研修室を利用しませんか

 工業技術センターでは、会議室・研修室を貸出ししています。セミナー、研修会から少人数での会議、打合せなどにご利用できます。お気軽にお問い合せください。

(写真左)会議室 (写真右)研修室

使用料金:会議室1時間につき2,750円  研修室1時間につき1,750円

【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 研究開発部研究支援課 ℡(0138)34-2600

公益財団法人函館地域産業振興財団めるまが配信中

 当財団では、新事業創出による地域経済の活性化を目的として、地域企業における研究開発、技術水準の高度化、起業化、起業化推進等に対する各種資金供給や技術支援、人材育成事業などを行っています。また、管理運営している北海道立工業技術センターでは、地域企業の技術の高度化や新製品の開発を支援するため、研究開発、試験分析、技術相談、研修、技術情報提供、広報、産業化支援など様々な事業を行っています。

■■■登録画面はこちらから■■■■■■

「お知らせ」カテゴリーの記事一覧へ »