Hitec newsHITEC ニュース
平成28年 3月号
こんなことができます
ネットワーク・アナライザ(E5061B)
電子回路網等の高周波特性を測定することができます。
電子回路網等においては、周波数によって挙動が変化することがあります。本機器は、Sパラメータ等の高周波特性を測定することができ、伝送・計測・制御回路においてインピーダンスマッチングの特性等を把握することで、効率的に信頼性の高い機器を開発するのに有効です。なお、本機器は平成27年度JKA(競輪)補助事業で設置されました。
概要
・型式 :E5061B(キーサイト・テクノロジー合同会社)
・周波数帯域 :100kHz – 3GHz
・インピーダンス:50Ω
・校正 :メカニカル校正
ご質問やご相談がございましたら、当センターへお気軽にご連絡ください。
【お問い合わせ】 研究開発部ものづくり技術支援グループ 村田 ℡(0138)34-2600
(写真)ネットワークアナライザ
トピックス(H2803)
海藻機能性セミナー
日 時:平成28年3月23日(水)14:30~17:00
場 所:ホテル函館ロイヤル
参加者:64名
平成15~20年度に実施された文部科学省の都市エリア産学官連携促進事業、平成21~25年度の地域イノベーション戦略支援プログラム「函館マリンバイオクラスター」では、函館近海で産出されるガゴメ昆布等に注目して研究開発が行われ、これまでに200品目を超える商品が開発されてきました。しかしながら、ガゴメ昆布の機能性物質であるフコイダンの機能性を活用したヘルスケア分野の商品開発はあまり進んでいないのが現状です。 そこで、ガゴメ昆布のヘルスケア分野の開発及び消費意欲を促進するため、関連メーカーの経営者、開発者や一般の消費者を対象として、ガゴメ昆布フコイダンの機能性の周知と普及を図るセミナーを開催しました。
【プログラム】
セミナー ・「フコイダン及び海藻機能性食品市場の動向」
株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役 武田 猛氏
・「ガゴメ昆布フコイダンの機能性」
タカラバイオ株式会社 CDMセンター課長 大野木 宏氏
パネルディスカッション ・ガゴメ昆布フコイダン利用の展望
パネリスト 武田 猛氏(株式会社グローバルニュートリショングループ代表取締役)
大野木宏氏(タカラバイオ株式会社 CDMセンター課長)
布村 重樹氏(がごめ連合代表)
(写真左)株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役 武田 猛氏
(写真右)タカラバイオ株式会社 CDMセンター課長 大野木 宏氏
(写真)パネルディスカッションの様子
研修会開催
ネットワーク・アナライザ研修会
~平成27年度【JKA補助事業】導入機器~
日 時:平成28年3月17日(木)13:00~17:00
場 所:北海道立工業技術センター 研修室
講 師:キーサイト・テクノロジー合同会社 電子計測本部
アプリケーションエンジニアリング部門 AE3部 伊部 泰貴氏
参加者:11名
工業技術センターでは、今年度のJKA補助事業により下表に示すネットワーク・アナライザを導入いたしました。そこで、キーサイト・テクノロジー合同会社(旧アジレント・テクノロジー)から伊部泰貴氏をお招きし、電子計測機器を業務上使用していたる方を主対象として、ネットワーク・アナライザの使用方法等に関する実技を交えた研修会を開催しました。
<導入ネットワーク・アナライザ概要>
型式 | E5061B | インピーダンス | 50Ω |
帯域 | 3GHz | Sパラメータ | 有 |
ポート数 | 2 | 校正 | 機械的校正 |
(写真左) キーサイト・テクノロジー合同会社伊部 泰貴氏 (写真右)研修会の様子
ビジネスプラン作成スクール・ビジネス発表会
日 時:平成28年2月3日(水)15:00~19:40(交流会含む)
場 所:ロワジールホテル函館
参加者:82名
「ビジネスプラン作成スクール」は、平成14年度から18年度の5年間、平成26年度と開催し多くの受講者を輩出してきました。卒業者のなかには既に起業し活動されている方も多数おります。今年度は、昨年8月26日から全11回、約6か月間にわたり、ビジネスプラン作成スクールを開校してきました。この度、最終講座として本スクール受講生によるビジネスプランの発表会を開催しました。5グループに分かれ、それぞれテーマによる6か月間の成果を発表し、講師陣より最優秀賞、優秀賞が選ばれ、受講生には修了証が渡されました。
(写真左)ビジネスプラン作成スクール校長 西崎康博氏 (写真右)ビジネスプランを発表する受講生
お知らせ
公益財団法人函館地域産業振興財団めるまが配信中
当財団では、新事業創出による地域経済の活性化を目的として、地域企業における研究開発、技術水準の高度化、起業化、起業化推進等に対する各種資金供給や技術支援、人材育成事業などを行っています。また、管理運営している北海道立工業技術センターでは、地域企業の技術の高度化や新製品の開発を支援するため、研究開発、試験分析、技術相談、研修、技術情報提供、広報、産業化支援など様々な事業を行っています。
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工業技術センターでは個別技術研修を行っています。
企業などの技術的課題の多様化に対応するため、個別密着型で、かつ技術移転を重視した個別の技術研修を行っております。食品の加工・品質評価、工業材料・部品等の試作・評価、測定・試験用機器の活用方法など個々の技術ニーズに対応いたしております。
【開催日】随時
【場 所】北海道立工業技術センター
【受講料】無料
【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 工業技術センター研究開発部
℡(0138)34-2600
JKA(競輪)補助事業導入機器のご紹介
【JKA(競輪)補助事業】により導入した試験分析機器を、地域企業や起業を目指す方に広く開放していますので、ご活用ください。
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