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トピックス(H2809)

展示会に出展

北洋銀行ものづくりテクノフェア2016
●東日本最大級のものづくり企業展示・商談会
日 時:平成28年7月21日(木)
場 所:アクセスサッポロ

本フェアは優れた技術や製品を有する中小企業、大学、支援機関等が販路拡大や企業間連携の促進、情報交換や技術交流を通じて、北海道のものづくり産業の振興を図ることを目的に開催されました。今回は、道内外から過去最大となる237の企業、団体が出展し、来場者数4,800名となりました。当財団も(株)アクトシステムズの家庭用蓄電システム、(株)仁光電機のプラズマ灯を用いた集魚灯を展示、紹介しました。

(写真)北洋銀行ものづくりテクノフェアの様子

 

 

 

 

第18回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」
日 時:平成28年8月17日(水)~19日(金)
場 所:東京国際展示場 東京ビッグサイト

ジャパン・インターナショナル・シーフードショーは、健康でバランスのとれた日本型食生活の源である魚介類、水産製品、関連商材が一堂に会し、「魚食」を通じた情報交流の場、ビジネスチャンスの場です。当財団は、はこだて雇用創造推進協議会委託事業の一環で出展し、函館真昆布たっぷりのだしパック、函館産アカモクの粉末等を中心にご紹介して、ご来場者の方々に試飲して頂き、たくさんのご意見、ご感想を頂きました。今後の商品開発の参考とさせて頂きます。


(写真)公益財団法人函館地域産業振興財団のブースの様子

 

 

 

 

「ものづくり広域連携推進事業」ものづくり広域連携フェアin函館
~北海道新幹線開業イベント~
日 時:平成28年8月24日(水)
場 所:函館国際ホテル

本フェアは、平成28年3月に開業した北海道新幹線によって、都市間のアクセスが向上した首都圏や東北地域から先端技術を持つ企業が集結し、また函館の「ものづくり力」を発信し、新たなビジネスチャンスの獲得や産学官金のネットワークの形成、新製品の開発や新事業の創出を目的に、展示、特別講演、個別マッチング商談会等が行われました。当財団も工業技術センターのPRと地元企業さんの製品をご紹介しました。

(写真)ものづくり広域連携フェアin函館の様子

わくわくサイエンスツアー ~実験と工場見学~

日 時:平成28年7月28日(火)10:30~15:30
場 所:北海道立工業技術センター 会議室
参加者:38名(17組の親子)
講 師:立命館宇治中学校・高等学校 教諭 渡辺儀輝氏

次代の日本を担う青少年を対象に、楽しみながら科学に接する「科学実験講座」と「ものづくり企業見学会」を開催しました。科学実験講座では、「コーヒーに隠れている科学の知識」をテーマに実験を行いました。午後からは美鈴商事株式会社函館焙煎工場を見学しました。

【科学実験講座内容】 「コーヒーに隠れている科学の知識」
・なぜ焙煎するの? コーヒー豆と加熱の関係を探ってみよう。
・お湯の中に何が溶け出すの? 抽出の不思議を感じてみよう。
・どの程度粉にすればよいのかな? そしてあの香りの正体は?

【工場見学】
美鈴商事株式会社 函館焙煎工場


(写真左)科学実験の様子(写真右)美鈴商事(株)函館焙煎工場の見学の様子

 


(写真)参加者全員で記念写真

研修会開催

食品オフフレーバー(異臭)分析の実践研修

日 時:平成28年6月23日(木)14:00~18:00
場 所:北海道立工業技術センター会議室
参加者:30名
講 師:サントリービジネスエキスパート株式会社 品質保証本部
安全性科学センターテクニカルアドバイザー 但馬良一氏
エスビー食品株式会社 開発生産グループ中央研究所
分析センターチーフエキスパート 佐川岳人氏

 

研修会前半は、サントリービジネスエキスパート株式会社但馬良一氏が担当し食品のオフフレーバー事例と対応策、においの官能評価とパネル訓練法の解説の講義を行いました。後半は、エスビー食品株式会社佐川岳人氏が主担当となり官能パネルトレーニング実習として、オフフレーバーキット(臭質サンプル)により臭質を知る実習、およびスピアマン順位相関係数法により においの識別能力を測定する実習を行いました。研修会の最後には活発な質疑応答があり、食品製造業におけるオフフレーバー問題が関心の高い分野であることがうかがわれ、大変有意義な研修会でした。


(写真左)サントリービジネスエキスパート(株)但馬良一氏
(写真右)エスビー食品(株)佐川岳人氏

 


(写真)研修会の様子

 

 

 

 

X線による材料分析技術研修会

日 時:平成28年7月14日(木)13:30~16:30
場 所:北海道立工業技術センター研修室
参加者:25名
講 師:株式会社リガク 応用技術センター 白又勇士氏

今回の研修会は、株式会社リガク 応用技術センター 白又勇士氏をお招きして、下記の内容で実施しました。前半は、まずX線回析のビギナー向けに、X線の性質、X線と物質との相互作用、X回析現象等について説明がありました。続いて、X線回析法で物質を測定し、データを解析することで物質のどのような情報(定性分析/定量分析/結晶構造解析など)が得られるか、測定及び解析事例による説明がありました。後半では、卓上X線回析装置を使って粉末状無機材料の測定を行いました。続いてMiniFlex Guidanceというソフトウェアを使い、定性分析及び定量分析を行いました。サンプルには、4つの化合物が含まれるという複雑なものでしたが、
測定及び解析に要した時間は30分にも満たない短い時間であり、そのスピーディーな測定と解析に受講者も驚いた様子でした。受講者は、講師の説明に熱心に耳を傾け、質疑応答の時間には多くの質問があり、大変有意義な研修会でした。


(写真)研修会の様子

第14回産学官連携功労者表彰 ~つながるイノベーション大賞~

シャーベット状海水氷製氷機の開発 経済産業大臣賞受賞!!

当センター、研究開発部食産業技術支援グループ 吉岡研究主幹が鮮度保持の実証等に係わったシャーベット状海水氷製氷機の開発が経済産業大臣賞を受賞しました。

(以下内閣府ホームページ抜粋)
産学官連携功労者表彰とは
企業、大学、公的研究機関等の産学官連携活動において、大きな成果を収め、あるいは先導的な取組を行う等、産学官連携活動の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績を称えることで我が国の産学官連携活動の更なる進展に寄与することを目的に、平成15年より行っています。

【受賞者】 ・国立研究開発法人産業技術総合研究所
北海道センターイノベーションコーディネータ  永石 博志
・国立研究開発法人産業技術総合研究所省エネルギー研究部門
主任研究員  稲田 孝明
・株式会社ニッコー 代表取締役 佐藤 厚
・北海道立工業技術センター 研究開発部研究主幹 吉岡 武也

シャーベット状海水氷製氷機の開発
産総研が地域の産学官連携コーディネータとして水産物のブランド化と地域水産業の活性化に貢献

♦概要   ・より高度な水産物鮮度保持に有効な小型製氷機「海氷」を地域に密着した中小企
業、公設試、公的研究機関の連携で開発。
・小型でも大量製氷を実現、小型漁船への搭載可能に。
・鮮度指標の見える化により、水産物のブランド化に成功。水産物の高付加価値化
を実現。
・陸上設置用などで市場をさらに拡大中(レストラン用、ボイル加工品冷却、流通
過程での脱水氷利用など)。

♦社会・技術・市場への貢献
・『海氷』で処理した水産物のブランド化に成功し、水産物の高付加価値化を実現
・製氷機は平成25年10月から(株)ニッコーで販売開始。
・平成27年度までの売上総額は約2.5億円。
・平成28年度はさらに2.0億円の売上見込。
・陸上設置用などで市場をさらに拡大中
(レストラン用、ボイル加工品冷却、流通過程での脱水氷利用など)。
・海外への高鮮度水産物輸送も科学的見地から実証済み。台湾の漁船に4台試験導
入、海外販路を開拓中。

(写真)表彰式の様子