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平成29年 9月号

こんなことができます

動的粘弾性測定装置(アイティー計測制御株式会社製 DVA-225)

 

高分子材料の粘弾性を測定できます

 

動的粘弾性測定装置は、高分子の粘弾性を測定することのできる計測機器です。

測定できる温度範囲は-150〜400℃で、周波数依存性や湿度の影響も計測することが可能です。また、簡易的に熱機械特性測定装置(TMA)と同等の計測も可能で、高分子だけでなく金属などの線膨張係数の測定にも対応可能です。さらに、水中測定ユニットによる浸水状態での計測も可能で水産系資材にも対応出来ます。

本機器に関するご質問やご相談、特に高分子素材、半導体関連素材、機械系樹脂の物性などに関するご質問やご相談がございましたら、当センターへお気軽にご連絡ください。 

【お問い合わせ】 研究開発部応用技術支援グループ 小林 ℡(0138)34-2600

 

使用料金は、北海道立工業技術センターホームページ機器・設備一覧(使用料)をご覧ください。

(写真)動的粘弾性測定装置

トピックス(H2909)

海の宝わくわくサイエンスツアー開催

海の宝わくわくサイエンスツアー ~海と日本PROJECT~

日 時:平成29年8月8日(火)10:00~16:00

場 所:北海道立工業技術センター会議室 函館どつく(株)函館造船所

参加者:23名

講 師:立命館宇治高校学校理科コース主任 教諭 渡辺 儀輝氏

共 催:北海道大学大学院水産科学研究院

次代の日本を担う青少年を対象に、楽しみながら科学に接する「科学実験講座」と「ものづくり工場見学」を日本財団「海と日本PROJECT」の一環で実施しました。午前中の科学実験講座は、海の上に浮かぶ大型船を支える浮力をテーマに実験を行いました。午後からは、函館どつく(株)函館造船所を見学し船ができるまでの製造工程について説明して頂きました。

(写真左)工業技術センターでの科学実験の様子 (写真右)函館どつく(株)函館造船所での様子

 

      (写真)参加者全員で記念写真

 

展示会に出展

FOOMA JAPAN 2017国際食品工業展

2017 International Food Machinery & Technology Exhibition

  • 食の未来への羅針盤

日 時:平成29年6月13日(火)~16日(金)

場 所:東京ビッグサイト

今年で40回目の開催となるFOOMA JAPAN 2017国際食品工業展は、出展社数789社、来場者数100,411名とアジア最大級の食品製造、加工機械を中心とする展示会です。当財団は、はこだて雇用創造推進協議会委託事業の一環で取り組んだ「昆布たっぷりだしパック」やアカモク関連の展示と試飲を行いました。また、各大学、研究機関が最先端の研究を発表する場であるアカデミックプラザにおいて、応用技術支援グループ小西研究主査が「昆布の美味しさを引き出したおいしいダシパック製品の技術開発-素材特性をいかした複合ダシの製品設計-」と食産業技術支援グループ木下研究主査が「ワカメやコンブの緑色はなぜ加熱により変色するのか…-紅藻ダルスが有する緑色の優れた加熱安定性のメカニズム考察からわかったこと-」のポスター発表を行い、来場者との意見交換を行いました。なお、この発表で小西研究主査はFOOMA AP賞を受賞しました。

(写真)財団ブースの様子

 

 

 

 

(以下FOOMA JAPAN 2017ホームページより抜粋)

 

FOOMA AP(アカデミックプラザ賞)は、「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)」における

「アカデミックプラザ」において、ポスターセッションにより発表された研究を対象とし、選考に当たっては下記項目等を基準とする。

  1. 新商品の開発に役立つ内容か
  2. 従来製品の改良に役立つ内容か
  3. 将来の技術開発に役立つ内容か
  4. 最新技術の情報であるか
  5. 共同研究の対象として考えられるか
  6. APの発展に貢献しているか
  7. ポスター内容がわかりやすい表現であったか

 

一般社団法人日本食品機械工業会技術委員、アカデミックプラザの来場者(主として企業人)、参加研究室の各代表による投票結果を基に、獲得ポイントが多かった発表(複数可)に対して授与され、発表は会期3日目(6月15日)夕刻開催のAP交流会において行われました。

(写真)口頭発表の様子

 

(写真)FOOMA AP受賞者の皆さん  小西研究主査(左から2番目)

 

 

 

 

Hakodate Marine Festival 2017

日 時:平成29年7月15日(土)~16日(日)

場 所:函館市国際水産・海洋総合研究センター

函館マリンフェスティバルは、海に親しむ体験などを行うイベントです。当財団は、はこだて雇用創造推進協議会委託事業の一環で出展しました。ご来場者の小さなお子様からご年配の方々に、二日間で600食のアカモクを試食して頂きました。皆様からは歯ごたえがいい、クセが無く食べやすい、早く販売してほしいなどのご意見を多数頂き大変好評でした。

(写真)函館地域産業振興財団のテントの様子

 

 

 

 

 

北洋銀行ものづくりテクノフェア2017

  • 東日本最大級のものづくり企業展示・商談会

日 時:平成29年7月20日(木)

場 所:アクセスサッポロ

本フェアは、優れた技術や製品を有する中小企業、大学、支援機関等が販路拡大や企業間連携の促進、情報交換や技術交換を通じて、北海道のものづくり産業の振興を図る東日本最大級の商談会です。今回は、道内外から220社・団体が出展しました。当財団も(株)仁光電機の定置網漁向けアザラシ用忌避装置、プラズマ(LEP)灯を展示、紹介しました。

 (写真左)北洋銀行ものづくりテクノフェアの様子  (写真右)財団ブースの様子

 

 

 

 

ものづくり広域連携フェアin函館

日 時:平成29年8月24日(木)

場 所:フォーポイントバイシェラトン函館

本フェアは、首都圏等からIoTやAIなどの先端技術を持つ企業が集結し、また函館の「ものづくり力」を発信し、新たなビジネスチャンスの獲得や産学官金のネットワークの形成、新製品の開発や新事業の創出を目的に、展示、トークセッション、個別マッチング商談会などが行われました。当財団も工業技術センターのPRと地元企業さんの製品をご紹介しました。

                (写真)工業技術センターの展示の様子

 

 

 

 

第19回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」

日 時:平成29年8月23日(水)~25日(金)

場 所:東京ビッグサイト

ジャパン・インターナショナル・シーフードショーは、健康でバランスのとれた日本型食生活の源である魚介類、水産製品、関連商材が一堂に会し、「魚食」を通じた情報交流の場、ビジネスチャンスの場です。当財団は、はこだて雇用創造推進協議会委託事業の一環で出展し、函館真昆布たっぷりのダシパック、函館産アカモク粉末等を中心にご紹介して、ご来場者の方々に試飲して頂き、たくさんのご意見、ご感想を頂きました。今後の商品開発の参考とさせて頂きます。

                                              (写真)財団ブースの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(写真)北海道立工業技術センター展示ホール

 

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(写真)テレビ会議の様子

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