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トピックス(H3103)

研修会開催

「新X線回析装置を用いた材料分析技術研修会」

日 時:平成31年3月8日(金)13:30~15:30

場 所:北海道立工業技術センター研修室・精密分析室

講 師:株式会社リガク 応用技術センター 白又勇士氏

参加者:10名

 

当センターでは、地域企業の皆さまが新製品開発や新技術開発を進めるうえで、勘や経験に頼るのではなく、高精度の分析や測定に基づき、開発を進めていただくために、各種試験分析機器を整備し、ひろく皆さまにご利用いただいております。そこで、新X線回析装置の機能や特徴をご紹介し、新X線回析装置を使った分析の研修会を開催しました。前半の部では、X線回析のビギナー向けに、X線の性質、X線と物資との相互作用、X解析現象等について説明があり、続いてX線回析法で物質を測定しデータを解析することで、物資のどのような情報が得られるのか、測定及び解析事例による説明がありました。後半の部では、卓上X線回析装置を使って粉末状無機材料の測定を行い、続いてMiniFlex Guidance というソフトウェアを使い、定性分析及び定量分析を行いました。サンプルには4つの化合物が含まれるという複雑なものでしたが、測定および解析に要した時間は30分にも満たない短い時間であり、そのスピーディーな測定と解析に受講者も驚いた様子でした。質疑応答では、活発な質問が多くあり大変有意義な研修会となりました。

(写真左)座学の様子           (写真右)装置実習の様子

 

 

 

微小部品/微小部位検査技術セミナー

【走査電子顕微鏡の産業利用と事例紹介】

~平成30年度【JKA補助事業】導入機器(走査電子顕微鏡)~

日 時:平成31年3月20日(水)13:30~17:00

場 所:北海道立工業技術センター研修室・精密分析室

講 師:日本電子株式会社 EP事業ユニット EPアプリ SEMチーム 河野林太郎氏

参加者:12名

 

近年、電子部品、機械部品などの高度化が進み、製品の各部品の精度や状態への評価が厳しくなると共に、その組付け状態の検査を行うことが困難となってきています。工業技術センターでは、これらの技術課題に対応すべく、新しい走査電子顕微鏡をJKA補助事業により導入し、微小検査技術に関するセミナーを開催しました。最新の走査電子顕微鏡(SEM)と付属のEDS(エネルギー分散型X線分析)分析装置について紹介し、これらの装置の原理、使い方、解析・評価方法、産業利用/測定事例についても解説しました。

(写真左)座学の様子           (写真右)装置実習の様子

平成30年度ビジネスプラン作成スクール・ビジネスプラン発表会

日 時:平成31年2月6日(水)

場 所:フォーポイントバイシェラトン函館

参加者:90

 

 「ビジネスプラン作成スクール」は、平成14年度から18年度の5年間、そして平成26年度から毎年開催し多くの卒業生を輩出してきました。卒業生のなかには既に起業し活動されている方も多数おります。今年度は、昨年829日から全11回、約6か月間にわたり、ビジネスプラン作成スクールを開校してきました。この度、最終講座として本スクール受講生によるビジネスプランの発表会を開催しました。4グループに分かれ、それぞれのテーマによる6か月間の成果を発表し、講師陣より最優秀賞が選ばれました。最優秀賞に輝いたのは、(株)フォレスト・ガンプ テーマ名はナイトタイムエコノミー(楽しい都市はこだて)の実現に向けてです。また、受講生には修了証が渡されました。

 

(写真)ビジネス発表会の様子

 

展示会に出展

彩の国ビジネスアリーナ2019

日 時:平成31年1月30日(水)~1月31日(木)

場 所:さいたまスーパーアリーナ

 

彩の国ビジネスアリーナ2019は、「見つけよう彩新技術、つなげよう未来へ」をスローガンに、中小企業の受注確保・販路開拓、技術力向上等を目的とし、広域的な企業間ネットワーク形成による新たなビジネスチャンス創出の場を提供する展示商談会です。当財団も、函館市、北斗市、七飯町との函館地域産業活性化協議会の一員として、北海道新幹線が開業し大宮直通となった函館地域の立地環境や企業進出に係る各種支援制度をご紹介しました。

(写真)函館地域産業活性化協議会ブースの様子