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トピツクス(H2403)
株式会社日本政策金融公庫函館支店と事業連携に関する協定を締結
平成24年3月1日(木)、公益財団法人函館地域産業振興財団と株式会社日本政策金融公庫函館支店とは、事業連携に関する協定を締結しました。
【概要】
1 目的
この協定は、公益財団法人函館地域産業振興財団及び株式会社日本政策金融公庫函館支店が連携を通じて、相互の発展及び函館地域の中小企業等の活性化に貢献することを目的とする。
2 連携事項
(1)中小企業等への支援(技術、創業、経営、資金、販売等)
(2)中小企業等への情報提供に関すること
(3)展示会・商談会に関すること
(4)知的財産に関すること
(5)その他函館地域の中小企業等の活性化に関すること
第4回「ものづくり日本大賞」優秀賞受賞
当センターが技術支援を行った株式会社コーノのHPH(熱源を内蔵したFF真空パネル暖房装置)の開発において、研究開発部田谷主任研究員と小西プロジェクト推進科長を含む7名のグループが第4回「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞しました。
ものづくり日本大賞とは
「ものづくり日本大賞」は、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくために経済産業省、文部科学省、厚生労働省および国土交通省の4省連携により、平成17年8月に創設され、2年に一度開催している表彰制度です。
受賞理由:小型バーナーを内蔵し、ヒートパイプの原理を応用し内部を減圧することにより、ポンプなどを用いずパネル全面を瞬時に均一にあたためることができる、世界初の暖房機構装置を開発した。暖房に必須であった、大型ボイラーや温水循環用ポンプなどの機械設備室が不要となり、一台ごとの個別設置や個別暖房運転が可能となり、このため機械設備室などを用いず、自然対流と輻射による優しく健康面に良好であるパネル暖房機の小中学校設備や福祉施設などへの設置を可能とした。
(経済産業省 北海道経済産業局HPより抜粋)
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海外出張報告
出張者:企画事業部 部長 吉野博之
研究開発部 主任研究員 吉岡武也
科学技術コーディネータ 大久保征二
訪問先:シンガポール
日 程:平成24年1月29日~平成24年2月4日
シンガポールにおける市場調査及びアンテナショップの視察を目的に下記の企業、事務所を訪れ担当者と面談し、聞き取り調査を行いました。
①JETROシンガポール:地域情報ブリーフィング
②高島屋シンガポール:現地スーパーマーケット(日系)調査
③伊勢丹シンガポール:現地スーパーマーケット(日系)調査
④Creative Food Concept:レストラン(日系)の経営状況、日本食品の輸入状況調査
⑤Kirei Japanese Food Supply:日本食品の輸入状況調査
⑥明治屋シンガポール:道産品アンテナショップ視察、食品、化粧品などの市場調査
⑦Trafico Norte(苫小牧北総港運系列):海運状況一般の状況調査
⑧Zeni Lite Buoyシンガポール:営業状況把握及びユビキタスブイ拡販打ち合わせ
⑨Kanazin Japan シンガポール:ラーメンの生産、営業状況把握及び工場見学
⑩Hitachi High-Technologies シンガポール:現地社員の日本食品嗜好調査
今回の調査で、函館マリンバイオクラスターの成果品のマーケットとしてシンガポールは今後有望である感触を得ました。しかしながら、競争も今後さらに激しくなるので的確な製品のコンセプトと価格設定、対象マーケットを周辺諸国へも広げる工夫などが必要だと感じました。
(写真左)ISETANで販売されている函館産塩辛(写真右)アンテナショップでの海藻製品
平成23年度ものづくり学習事業 わくわくサイエンスツアー
●ワクワク実験、ドキドキ工場見学●
開催日:平成24年1月11日(水)
講 師:市立函館高等学校 物理教諭 渡辺儀輝 氏
場 所:北海道立工業技術センター研修室
参加者:14組の親子
【科学実験講座】
(1)水性インクの中身を調べよう
(2)植物ケナフを使って再生はがきを作ろう
【工場見学】
株式会社道新総合印刷 函館工場
(北斗市萩野33-69)
次代の日本を担う青少年を対象に、楽しみながら科学に接する第4回「科学実験講座」と「ものづくり企業見学会」を開催し、14組の親子32名が参加しました。科学実験では、水性インクをろ紙に色付けし水分で分解し、各色がどのように調合されているか、また紙すきセットを使い、紙を作成し厚さ、撹拌状態の差による強度の変化等を実験しました。午後からは、道新総合印刷函館工場に行き、高速輪転機で新聞を印刷して発送する様子とビデオやパネルで北海道新聞社と函館工場の業務について詳しく説明をしていただきました。
「第9回シーフードショー大阪」
●「シーフードショー」を機会に業界挙げての復興に取り組みます●
開催日:2月14日(火)~15日(水)
場 所:ATCホール(アジア太平洋トレードセンター内)
「シーフードショー」の開催は、水産商材とユーザー、バイヤーの出会いの場、マッチングの場であり、業界全体の情報交換の場となっています。当財団も国際水産海洋都市函館の豊富な水産資源を利用し、産学官の連携により生まれた、がごめ昆布を使用した食品・化粧品等、褐藻類を使用した食品、サプリメント等、海洋監視システム及び部品を展示し、研究成果品のPR、函館マリンバイオクラスターの紹介をしました。
展示会に出展
「第46回スーパーマーケット・トレードショー2012」
●プロ向け商談展示会●
開催日:2月1日(水)~3日(金)
場 所:東京ビッグサイト
「スーパーマーケット・トレードショー2012」は、主にスーパーマーケット等のバイヤーを対象として開催される展示会で、1,238社・2,475の団体が出展し、過去最大の規模で行われました。北海道商工会議所連合会が取りまとめた北海道コーナーに、当財団も函館市、函館特産食品工業協同組合と連携して、北海道新進アグリフーズ㈱、㈱小原、㈱天狗堂宝船、居酒屋ねぼっけ、だるま食品本舗㈱、日の出製麺㈱の6社とともに展示商品をPRし販売促進活動を支援しました。多くの人が訪れ、大変盛況でした。
「通電加熱セミナー」開催
●通電加熱のイカ加工への応用●
開催日:平成24年2月21日(火)
講 師:北海道立工業技術センター 研究開発部 主任研究員 吉岡 武也
場 所:北海道立工業技術センター研修室・水産食品試作室
参加者:24名
当財団が農林水産省の「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」で取り組んでいる通電加熱についてセミナーを開催しました。初めに、通電加熱とは? 通電加熱の特徴、イカ加工への応用等について説明し、松前漬、イカを使い加熱装置を用いた実験を行いました。食料品製造事業者の方が多く参加していたため、とても興味深い様子で試食をして、外観、食感等を確認しました。
※通電加熱にご興味のある方は、研究開発部 吉岡までご連絡ください。
電話 (0138)34-2600
がごめ料理教室開催
●函館国際ホテル総料理長 木村シェフが教えるがごめ料理●
開催日:平成24年1月22日(日)
講 師:函館国際ホテル 調理部 総料理長 木村史能 氏
場 所:函館短期大学付設調理師専門学校
参加者:31名
【献立】
ガゴメと王様しいたけのカニ入りスープチャーハン
たまふくらトーフのガゴメコンブソース
ガゴメコンブ入りふわふわ杏仁プリン
最近、がごめ商品の販売店やがごめ料理を提供する飲食店が増え、テレビやマスコミに取り上げられる機会も多くなり函館を代表する地域ブランド品のひとつとして認められるようになってきています。そこで、がごめ昆布を家庭料理の食材として広めることを目的に、函館国際ホテル総料理長 木村史能シェフを講師にお招きしてがごめ料理教室を開催しました。31名の方が参加し、がごめについて簡単な特徴や性質をお話していただきながら調理し、試食しました。参加した多くの方々は「早速、家で作ります」と大変満足した様子でした。