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平成25年12月号

こんなことができます

伸展機((有)村岡食品機械製作所 ステンレスロール400型)

 

[使用料金] 最初の1時間:2,550円  1時間を超える時の1時間毎の料金:90円

イカを原料とした珍味加工品のソフトダルマや姿焼き、及びカワハギなどの魚類の姿を崩さずに、二本のロールの間を通すことで1.3〜1.5倍に伸展できる装置です。伸展によりかたちが大きく見えるだけでなく、繊維をほぐす効果があるために、ソフトで柔らかい食感になります。
有効幅:400mm

ロール径:約200mm

処理能力400〜500Kg/h

 

二本のロールの表面に溝が切ってあり、表面と裏面のともにすだれ状に同じ状態で伸展できます。水平コンベアベルトに並べることで、強制供給されます。ロールがステンレス製ですので、衛生的で耐久性にも優れています。動力安全装置がついていますので、万が一の時でもすぐに止めることが出来ます。いろいろな食品の伸展にご使用ください。

※ご興味のある方は、研究開発部 食産業技術支援グループ 吉岡までご連絡ください。℡ (0138)34-2600

(写真)伸展機

トピックス(H2512)

展示会に出展

食品開発展2013

 

開催日:平成25年10月9日(水)~11日(金)

場 所:東京ビックサイト

「食品開発展2013」は、食品分野の研究開発、品質保証、製造技術担当者向けの専門展示会で、アジア最大の技術展です。当財団は、(公財)北海道科学技術総合支援センターが推進する北海道バイオ産業クラスター・フォーラムと連携して、北海道、札幌市、(公財)とかち財団等の関係機関とともに、北海道ブースに出展し、主に函館マリンバイオクラスターで開発された商品の展示を行い、クラスターの研究開発成果の普及に努めました。今回、韓国の湖南地域から展示説明と情報交換の申し入れがあり、相互の事業内容について情報交換を行いました。大変有意義な情報交換ができ、今後、互いに協力できないか双方で検討することとしました。

(写真)(公財)函館地域産業振興財団のブースの様子

 

 

 

 

ビジネスEXPO2013  北海道 底ヂカラ!

開催日:平成25年11月7日(木)~8日(金)

場 所:アクセスサッポロ

「北海道 技術・ビジネス交流会」は、1987年の第1回開催以来、今年で27回目を迎え、全道のみならず全国に情報発信する北海道最大級のイベントです。様々な組織体・企業、技術、商品などにスポットを当てることにより、北海道の本当の価値を引き出し、磨き、発信しています。2日間の入場者数は19,020名で昨年よりおよそ2,000名多く大変盛況でした。当財団は、「はこだてビジネス交流ゾーン」として函館地域企業13社と函館市産業支援センターと共に出展し、来場者の皆様に展示品の説明、試食などをして頂きました。

(写真)多くの来場者で賑わったはこだてビジネス交流ゾーンの様子

【はこだてビジネス交流ゾーン出展企業】

ALIVE(株)、(株)エスイーシー、(株)エルフィン、(同)オーガニックケルプ、(株)カドック、
(株)環境創研、(株)駒ヶ岳ファーム大久保、(株)ジャスト・ワン、(株)仁光電機、
(株)ノース技研、函館酸素(株)、(有)パテントワークス、(株)丸豆岡田製麺

函館マリンバイオクラスターは、「地域創造ビジネス展示ゾーン」に「ほっかいどうバイオクラスター・トライアングル」と称して、北大リサーチ&ビジネスパーク推進協議会、十勝地域アグリ・バイオクラスターと共に出展しました。海を生産システムとしてとらえたマリンバイオクラスターの研究内容の紹介と共に、最新の成果品を中心に展示し、試食品も提供しました。

(写真)函館マリンバイオクラスターブースの様子

研修会開催

現場に役立つ簡易型環境分析(パックテスト)

日 時:平成25年11月11日(月)13:30~15:30

場 所:北海道立工業技術センター会議室

講 師:株式会社共立理化学研究所 営業部 第二課 伊藤史朗氏

参加者:10名

機械金属製造業や食品製造業において、使用水や排水の管理や環境への影響等大きな関心になっています。そこで、パックテストメーカーの(株)共立理化学研究所 営業部第二課 伊藤史朗氏をお招きし、簡易型環境分析手法パックテストの講習会を開催しました。パックテストの基礎知識、応用技術、最新の分析項目と使用事例等、幅広い内容を分かりやすくご講演頂きました。参加者からも質問が多数あり、パックテストに関する理解が深められ大変有意義な研修会でした。

(写真左)株式会社共立理化学研究所 伊藤史朗氏  (写真右)研修会の様子

 

 

 

食の開発実践セミナーin函館

~地域のもの優位性を活かした付加価値の高い商品づくりにむけて~

日 時:平成25年11月13日(水)13:00~16:40

場 所:北海道立工業技術センター会議室

講 師:(地独)北海道立総合研究機構 食品加工研究センター食品工学部食品工学グループ

研究主任 佐藤理奈氏

食と農研究所 代表 加藤寛昭氏

(公財)函館地域産業振興財団 研究開発部食産業技術支援グループ研究主任 鳥海 滋

参加者:42名

地域の食品企業を対象とした新製品開発、マーケティングをテーマに(地独)北海道立総合研究機構食品加工研究センターと共催で研修会を開催しました。食品開発コンサルタントの食と農研究所 代表 加藤寛昭氏をお招きし地域における製品開発の方法、特に製品のコンセプト作りについて演習を交えながら、また、大手企業の製品開発の手法を参考に、地域のもつ優位性を活かした製品開発事例を学びました。参加者はグループに分かれて活発なディスカッションが行われました。

(写真左)食と農研究所 代表 加藤寛昭氏     (写真右)研修会の様子

第一回東アジア水産食品・利用会議開催

日 時 : 平成25年11月25日(月)

場 所 : 花びしホテル
当財団と北海道大学大学院水産科学研究院が主催したEAFTA2013が、函館市内のホテルにて開催されました。EAFTA(East Asia Fish Technologists Association東アジア水産食品・利用会議)は、水産資源の利用加工、栄養機能性などを研究する東アジアの研究者が一堂に会して相互の情報交換を行うことを目的とし、北海道大学の今野久仁彦教授が声かけ人となり発足した会で、今回が1回目の開催です。東アジア諸国には伝統的な魚食文化があり、歴史的に多くの水産加工品に関わる基礎、応用研究が行われてきました。EAFTAはこれらの研究成果を、東アジアから、昨今、水産研究が盛んになってきたヨーロッパ、アメリカなどに広く発信するために、函館マリンバイオクラスター事業の一環としてスタートしたものです。今回は、日本、中国、タイ、ベトナム、韓国の5ヶ国から26題の発表申し込みがあり、56名が参加して行われました。当財団からも吉岡主任研究員と木下研究主査がスルメイカと昆布の利用研究の成果をそれぞれ報告し、海外の研究者とのネットワーク構築に努めました。次回は来年に中国の上海で開催される予定です。

(写真左)EAFTAの様子(写真右)出席者と記念写真

 

海外出張報告

出張者:(公財)函館地域産業振興財団 専務理事 猪飼秀一
〃      企画事業部起業化推進室長 宮崎俊一
〃      研究開発部科学技術コーディネータ 大久保征二

訪問先:シンガポール 「Oishii JAPAN2013」出展

出張日程:平成25年10月14日(月)~10月21日(月)

「Oishii JAPAN2013」は、ジャパンブランドをテーマにした日本の食品・飲料・調理器具・店舗設備・食品機械を対象にしたASEAN(東南アジア諸国連合)市場で最大級の見本市で、今回は平成25年10月17日(木)から19日(土)の3日間にわたり、サンテックシンガポール国際展示場で開催されました。当財団は、北海道経済産業局が推進する北海道バイオ産業クラスター・フォーラムと連携して、函館マリンバイオクラスターの成果品や水産素材等を活用した商品のテストマーケティングを実施するために、道内のバイオ関連企業8社が出展しシンガポールやアジア周辺諸国の食品メーカーやスーパー、小売、商社バイヤーに商品をPRするとともに、商談を行いました。参加企業のブースへの来場者も多く、展示商品への関心の高さ、強さを感じました。また、水産機能性素材を活用した新規プロジェクトの創出や共同研究の推進、海藻類の食文化に関する理解促進を図るとともに、海洋水産に関する研究成果や海藻類の保健機能を紹介するためにマリンバイオ国際セミナーinシンガポール「Hokkaido Hakodate Seaweeds Seminar」を開催しました。

 

【Oishii JAPAN2013出展企業】

(株)かくまん、(有)タカハシ食品、(株)竹田食品、(株)ノース技研、(株)ライス・ハートフーズ、(株)北海道バイオインダストリー、(株)北海道霊芝、丸共バイオフーズ(株)

 

 

【Hokkaido Hakodate Seaweeds Seminar講演内容】

・「Cool Kaisou,Perchance to Dream」

北海道大学大学院水産科学研究院 安井 肇教授

日本の海藻の食文化や高価値が見出されたコンブの研究成果、北海道における産学官連携の取り組みについて

・「Seaweeds as Novel Functional Foods and Nutraceutical」

北海道大学大学院水産科学研究院 宮下和夫教授

海藻に含まれる機能性成分であるフコイダンやラミナラン、オメガ-3脂肪酸などの保健機能の役割や、フコキサンチンの最新の研究成果の紹介

(写真)多くの来場者で賑わう出展企業のブースの様子

(写真左)講演する北海道大学大学院水産科学研究院 安井 肇教授

(写真右)講演する北海道大学大学院水産科学研究院 宮下和夫教授

平成25年度「北海道新技術・新製品開発賞」ものづくり部門 特別賞受賞

特別賞  株式会社フジワラ  (北斗市) 「イカ活チャ器」

ものづくり部門 特別賞  株式会社フジワラ  (北斗市) 「イカ活チャ器」

【概要】

イカを素早く活締めする道具。いかの頭部と胴体の神経接続部を効率的に剥離又は切断する北海道大学の研究成果を活用し、北海道立工業技術センターの協力を得て商品化した。確実に神経を剥離できる刃先形状、イカ内臓部を傷つけない器具形状の工夫、操作性の良い素材選定など、他社の追随を許さない高度な技術で、特許出願および意匠登録も終えており、新規性・独創性に極めて優れた開発商品である。イカ漁業からレジャーのイカ釣りまで、比較的おおきなシェア確保が期待できる。

(写真)イカ活チャ器を用いてイカを締めている様子

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(写真)北海道立工業技術センター展示ホール

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当財団では、新事業創出による地域経済の活性化を目的として、地域企業における研究開発、技術水準の高度化、起業化、起業化推進等に対する各種資金供給や技術支援、人材育成事業などを行っています。また、管理運営している北海道立工業技術センターでは、地域企業の技術の高度化や新製品の開発を支援するため、研究開発、試験分析、技術相談、研修、技術情報提供、広報、産業化支援など様々な事業を行っています。

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(写真)テレビ会議の様子

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【開催日】随時

【場 所】北海道立工業技術センター

【受講料】無料

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