Hitec newsHITEC ニュース
お知らせ
賛助会員制度のご案内
公益財団法人函館地域産業振興財団では、事業の円滑な業務連携と道南地域や北海道の産業振興に資するために、賛助会員制度を設け会員の募集を行っております。
■■■詳しくはこちらから■■■■■■
JKA(競輪)補助事業導入機器のご紹介
【JKA(競輪)補助事業】により導入した試験分析機器を、地域企業や起業を目指す方に広く開放していますので、ご活用ください。
■■■詳しくはこちらから■■■■■■
公益財団法人函館地域産業振興財団めるまが配信中
当財団では、新事業創出による地域経済の活性化を目的として、地域企業における研究開発、技術水準の高度化、起業化、起業化推進等に対する各種資金供給や技術支援、人材育成事業などを行っています。また、管理運営している北海道立工業技術センターでは、地域企業の技術の高度化や新製品の開発を支援するため、研究開発、試験分析、技術相談、研修、技術情報提供、広報、産業化支援など様々な事業を行っています。
■■■登録画面はこちらから■■■■■■
会議室・研修室を利用しませんか
工業技術センターでは、会議室・研修室を貸出ししています。セミナー、研修会から少人数での会議、打合せなどにご利用できます。お気軽にお問い合せください。
(写真左)会議室 (写真右)研修室
使用料金:会議室1時間につき2,750円 研修室1時間につき1,750円【お問い合わせ】研究開発部研究支援課 ℡(0138)34-2600
工業技術センターでは個別技術研修を行っています
企業などの技術的課題の多様化に対応するため、個別密着型で、かつ技術移転を重視した個別の技術研修を行っております。食品の加工・品質評価、工業材料・部品等の試作・評価、測定・試験用機器の活用方法など個々の技術ニーズに対応いたしております。
【開催日】随時
【場 所】北海道立工業技術センター
【受講料】無料
【お問い合わせ】研究開発部 ℡(0138)34-2600
トピックス
令和6年度北海道立工業技術センター研究成果発表会の開催報告
日 時:2024年6月20日(木)
会 場:プレミアホテル-CABIN PRESIDENT-函館
参加者:89名
当財団は、プレミアホテル-CABIN PRESIDENT-函館において、北海道立工業技術センターの研究成果発表会を開催しました。安井センター長の開会挨拶に続き、企業や大学との共同研究などの成果5題を発表しました。また、会場内では、全20テーマの研究成果について、ポスターの展示・説明を行いました。来場の皆様からは多くの質問や貴重な意見が寄せられ、今後の研究開発に生かされることが期待されます。引き続き開催した交流会にも、多数の皆様にご参加いただき、活発な情報交換が行われるなど、研究成果発表会は盛会裏に終了しました。
*****研究成果発表会プログラム*****
- AIと魚眼カメラを用いた屋外照明の対話制御システムの試作
発表者:松本陽斗(ものづくり支援グループ)
商業施設等の集客誘引効果を向上するためには屋外広告やモニュメントの照明演出が重要である。本発表では照明演出の高度化に向けた手の動きによる照明の対話制御システムについて紹介した。
- 魚の健康診断システムの研究
発表者:村田政隆(ものづくり支援グループ)
水産養殖分野等では免疫性や繁殖性の研究において魚の生体情報が重要である。本研究では、平成26年に報告した魚の健康診断システムに関し、その後の進捗状況について紹介した。
≪パネル・成果品の展示≫
全20テーマについて、ポスター展示を行いました。
- 国産乳酸菌スターターの開発とその活用によるチーズの高付加価値化
発表者:大坪雄史(食産業支援グループ)
道産食品に由来する国産乳酸菌チーズスターターを開発した。スターターをチーズ製造に活用することで旨味、香気成分、好ましさが増し、チーズの付加価値化が図れる。現在、チーズの地域ブランド形成を目標に普及を行ったことを紹介した。
- 養殖キタムラサキウニの加工技術に関する研究
発表者:三上大輔(食産業支援グループ)
キタムラサキウニは食味に優れた水産物のため、身入り不良ウニの養殖事業が行われている。本発表では養殖キタムラサキウニの特徴分析とタンパク質分解酵素を用いた加工技術開発の取り組みを紹介した。
- におい分析技術を利用したコンブの高品質化への取組
発表者:鳥海 滋(函館マリカルプロ推進室)
コンブの高品質化を図るために、コンブのにおい(匂い・臭い)の特徴と品質の関係を明らかにする。その経過報告として、取組の概要、コンブのにおい分析、だしの取り方によるにおい成分の違い等について紹介した。
創業支援セミナー2024開催報告
日 時:令和6年6月25日(火)
場 所:プレミアホテル -CABIN PRESIDENT-函館
講 師:株式会社現場サポート 代表取締役社長 福留 進一 氏
演 題:人を生かす経営の総合実践 ~商品の企画・開発・販売・サポート、全ては「人」~
主 催:(公財)函館地域産業振興財団、北海道中小企業家同友会函館支部
参加者:57名
当財団は、新規事業展開や創業を検討されている方を対象に、令和6年度創業支援セミナーを開催しました。講師には株式会社現場サポート 代表取締役社長 福留 進一 氏をお迎えし、創業から現在までの成長について、これまでの経験談や、これからの展開を、ご講演いただきました。
北洋銀行ものづくりサスティナフェアへの出展報告
日 程:令和6年7月24日(木)10:00-17:00
場 所:アクセスサッポロ(札幌市)
令和6年7月24日にアクセスサッポロで開催された北洋銀行ものづくりサスティナフェアに、工業技術センターの研究成果公表を目的に出展しました。
一般技術研修会の開催報告
「HACCPの基礎とプラン作成演習」
日 時: 令和6年7月30日(火)14:00-17:00
会 場: 北海道立工業技術センター 会議室
講 師: 有限会社ミクロバイオテック 代表取締役
旭川食品産業支援センター長 浅野 行藏 氏
参加者: 17名
HACCPは製造した食品による食中毒等の事故を防ぐための極めて論理的な食品の安全管理手法です。令和3年よりすべての食品製造事業者を対象に導入が義務化されましたが、取組んではいるが適切にプラン設計できているのか不安である、新商品を製造したいが何から始めたら良いか分からないなど、お困りの事業者様も多くいらっしゃることと思います。
本研修会では、HACCPの基礎について講義のあと、HACCPプラン作成演習を行い、参加の皆様に作成したプランを発表いただくなど、食品の安全管理手法を学んでいただきました。
こんなことができます
3Dモデルを3Dプリントに適した状態へ修正・編集することができます。
3Dプリント支援ソフトウェアは3Dモデルを3Dプリンターで造形する際に必要となるモデルの編集や修正を行うソフトウェアです。一般的に3Dモデルは3DCADや3Dスキャナー等を用いて作成されますが、3Dプリンターで造形を行うためには、ファイル内の欠陥の修正や、造形に適した構造への編集等が必要不可欠です。本ソフトウェアは、3Dモデルの不正な形状や欠陥の修正や、造形を行うために必要な造形物を支えるためのサポートの追加、造形用スライスデータの作成等を行うことが可能です。
特に造形品質に大きな影響を与えるサポートはほぼ自動で生成することができ、形状や構造に応じて複数種類から選択することが可能です。造形条件や設計意図等に合わせて手動でサポートを細かく編集することもでき、幅広い造形物に対応することが可能です。
また、造形を行う前に、造形に適さない形状の検出やリスクの分析等を実施することも可能であるため、効率的な試作・製造を行うことが可能です。
本ソフトウェアは、〔JKA(競輪)補助事業〕により令和6年度に導入されました。
[導入年度] 令和6年度
[規格型式] Materialise Magics
[製造者] Materialise
[仕様 他] ファイルインポート機能 (各種中間ファイルおよび主要3DCADファイル)
3Dモデル修正・編集・改善機能
造形用サポート生成機能
分析機能(不適切形状検出、造形リスク予測等)
造形レポート作成機能