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知的クラスター創成事業(グローバル拠点育成型) 〜函館マリンバイオクラスター〜 キックオフ・セミナー開催

本年7月に北海道と函館市が文部科学省より採択を得た知的クラスター創成事業(グローバル拠点育成型)は、当財団が中核機関の指定を受け、平成21年9月1日より事業がスタートいたしました。
10月23日、函館国際ホテルにてキックオフ・セミナーを開催しました。セミナーでは基調講演・特別講演に続き4本の研究テーマの概要説明が行われまし た。約180名が参加し、引き続き開催した交流会でも産学官の参加者が熱心に情報交換を行うなど、盛会のうちに終了しました。

基調講演 「地域における科学技術の振興と函館地域に期待すること」
文部科学省科学技術・学術政策局 科学技術・学術戦略官(地域科学技術担当) 増子宏氏

特別講演 「東アジア巨大食料消費市場圏の形成と食料貿易のダイナミズム」
広島大学大学院生物圏科学研究科 教授 山尾政博氏

研究概要説明
テーマ1 「海洋空間情報を活用した沿岸生物相・水圏環境の健全化と高次活用の両立」
北海道大学大学院水産科学研究院 教授 齊藤誠一氏
テーマ2 「高機能性物質を含有する北方系メガベントスの自立型バイオファーミング」
北海道大学大学院水産科学研究院 准教授 安井 肇氏
テーマ3 「メガベントスの生物特性を活かした高機能資源創出のための研究開発」
北海道大学大学院水産科学研究院 教授 宮下和夫氏
テーマ4 「食と健康のグローバル・スタンダード構築のための研究開発」
北海道立工業技術センター 主任研究員 吉岡武也氏


広島大学大学院生物圏科学研究科 教授 山尾政博氏

バイオジャパン 2009

国内最大規模の国際バイオ総合イベント

開催日:平成21年10月6日〜10日
場所:横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)

北海道バイオ産業クラスター・フォーラムと連携し、北海道経済産業局、北海道、札幌市などの関係機関とともに出展しました。国内外から23,861名が来場しました。
当財団は、函館地域バイオ産業クラスターの一環として、石けん、化粧品、食品などのガゴメ製品、活イカや活〆するめいかの輸送パック模型等を展示しまし た。北海道コーナーは、来場者の注目を引き、多数の質問や商談に繋がりそうなコンタクトもあったことから有意義な出展でした。


財団法人函館地域産業振興財団ブース風景

「バイオジャパン2008」へ出展

10月15日から17日の3日間、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で開催された「バイオジャパン 2008−ワールドビジネスフォーラム in横浜」の北海道ブースに、北海道科学技術総合振興センターが推進する北海道バイオ産業クラスター・フォーラムと連携し、函館地域バイオ産業クラスター の販路開拓支援事業として出展しました。このビジネスフォーラムは国内最大規模の国際バイオ総合イベントであり、海外からの126を含めて総数474社が 出展(共同出展を含む)し、国内外から昨年の約1.5倍の23,681名が来場しました。
函館地域産業振興財団は、石けん、化粧品、食品などのガゴメコンブ製品、活イカや活〆するめいかの輸送パック模型、アワビやナマコなどの高品質乾燥製 品、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)の魚油製品等のマリン・バイオ分野の成果品を展示しました。北海道コーナーは来場者の 注目を引き、多数の質問や商談に繋がりそうなコンタクトもあったことから有意義な出展でした。