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「平成29年度北海道立工業技術センター業務報告」が完成
北海道立工業技術センターの平成29年度の活動状況をまとめた「北海道立工業技術センター業務報告」ができました。ご希望の方はご連絡ください。無料で提供しています。
【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 研究開発部研究支援課 ℡(0138)34-2600
(写真)平成29年度北海道立工業技術センター業務報告
2017年度(第56期)日本伝熱学会技術賞受賞
当センター、研究開発部食産業技術支援グループ吉岡研究主幹が鮮度保持の実証等に係わった「小型漁船搭載型の製氷機による漁獲物鮮度保持用シャーベット状海水氷の大量製造技術」が日本伝熱学会技術賞を受賞しました。
(写真)小型漁船搭載型製氷機「海氷」
【受賞件名】小型漁船搭載型の製氷機による漁活仏鮮度保持用シャーベット状海水氷の大量製造技術
【受賞者】 佐藤 厚 (株)ニッコー
輪嶋 史 (株)ニッコー
千葉繁生 (株)ニッコー
藤原隆弘 (株)ニッコー
山川健太 (株)ニッコー
稲田孝明 産業技術総合研究所
永石博志 産業技術総合研究所
吉岡武也 北海道立工業技術センター
【表彰式】 日 時:平成30年5月30日(水)16時45分~18時15分
場 所:札幌コンベンションセンター 大ホールA
(写真)日本伝熱学会技術賞を受賞した吉岡研究主幹
***以下公益社団法人日本伝熱学会ホームページより抜粋***
【公益社団法人日本伝熱学会・概要】
日本伝熱学会は、伝熱に関する学理技術の進展と知識の普及、会員相互及び国際的な交流を図ることを目的としている学術団体です。会員数は約1500名であり、機械工学、化学工学、原子力工学、冷凍空調、バイオエンジニアリング、食品工学、建築学、地球科学など幅広い学術分野にわたる科学者や技術者で構成されています。そのため本会の学術的活動は広範囲に及び、由緒ある伝統を確立する一方で、伝熱工学にかかわる海外に開かれた組織として発展してきており、国籍や人種にかかわりなく、いかなる研究者も会員になることができます。本会は、伝熱研究にかかわる研究者や技術者間の情報交換を促進するために、1961年に全国的な同学の士が集まり作られた研究組織を母体としています。会員相互の親しみのある雰囲気により長期にわたって積極的な活動を維持してきています。
・技術賞の対象は、公表された優秀な伝熱技術を開発した者とします。
工業技術センター見学の申し込みを随時受け付けしております。
皆様、お気軽に見学にいらしてください。
(写真)北海道立工業技術センター展示ホール
※共同研究・技術相談成果品等多数展示しております。
【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 研究開発部研究支援課
℡(0138)34-2600
工業技術センターでは個別技術研修を行っています。
企業などの技術的課題の多様化に対応するため、個別密着型で、かつ技術移転を重視した個別の技術研修を行っております。食品の加工・品質評価、工業材料・部品等の試作・評価、測定・試験用機器の活用方法など個々の技術ニーズに対応いたしております。
【開催日】随時
【場 所】北海道立工業技術センター
【受講料】無料
【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 工業技術センター研究開発部
℡(0138)34-2600
「平成29年度北海道立工業技術センター業務報告」が完成
北海道立工業技術センターの平成29年度の活動状況をまとめた「北海道立工業技術センター業務報告」ができました。ご希望の方はご連絡ください。無料で提供しています。
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℡(0138)34-2600
(写真)平成29年度北海道立工業技術センター業務報告
平成30年度北海道立工業技術センター研究成果発表会開催
日 時:平成30年5月17日(木)13:30~17:00
場 所:フォーポイントバイシェラトン函館
参加者:167名
5月17日(木)フォーポイントバイシェラトン函館において工業技術センター研究成果発表会を開催しました。三浦センター長の開会挨拶に続き、企業や大学との共同研究などの成果8題を発表しました。発表会では、同時に「昆布たっぷりのだし粉」を使った試食品、春採り真昆布スティック、こんぶの酢の物の試食や定置網漁向けアザラシ用忌避装置(レプリカ)、昆布毛取り機の展示や(地独)北海道立総合研究機構 食品加工研究センターの「ホタテ外套膜を原料としたスナック及び調味料の開発」に関するポスターの展示を行いました。来場の皆様からは多くの質問や貴重な意見が寄せられ、今後の研究開発に生かされることが期待されます。引き続き開催した交流会にも、多数の皆様にご参加いただき、活発な情報交換が行われるなど、研究成果発表会は盛会裏に終了しました。
*****研究成果発表会プログラム*****
1.ゼニガタアザラシの忌避装置に関する実験的検証
村田政隆(ものづくり技術支援グループ)、井筒慶汰(株式会社仁光電機)
一昨年度、希少種であるゼニガタアザラシによる定置網漁の食害低減を図るには、超音波が有効であるとの検証結果を報告した。今年度は、忌避技術の装置化および実際の定置網で実施した忌避効果の検証結果等について進捗報告した。
2.マスク型ワイヤレス呼吸リハビリ・トレーニングシステムの要素技術開発
松本陽斗(ものづくり技術支援グループ)
呼吸機能改善や運動能力向上等には呼吸法のトレーニングが有効であり、その指標となる呼吸量を簡便に測定できる機器が求められている。本発表では、呼吸トレーニングマスク “ReBNA”用ワイヤレス呼吸量センサの各種技術開発及び検証内容について報告した。
3. 函館真昆布の美味しさを活かした「だし関連製品」の開発と商品化の取り組み
小西靖之(応用技術支援グループ)
函館真昆布を活用した製品開発を行い、「だしパック」や「だし醤油の素」、「だしオイル」など技術開発・技術公開を行い製品化に取り組んだ。またロゴマークの制作、研究会の設立、展示会等での販売促進なども行った。これらの取り組みの概要を紹介した。
4.プラズマ灯を用いた低消費電力型イカ釣り漁灯の開発
高橋志郎(応用技術支援グループ)、柏谷和仁(株式会社仁光電機)
高輝度で高演色性、発光部のサイズが極めて小さく、配光制御が容易であるプラズマ灯を用いて、一次産業用途を目的とした灯具の開発を行った。本発表では、函館の主力漁業であるイカ釣り用の漁灯開発について、当センターの取り組みを中心に紹介した。
5.北海道駒ヶ岳の軽石を活用した魚の塩干加工品「軽石干し」の開発と商品化
~鹿部町の資源で新たな特産品を目指して~
清水健志(食産業技術支援グループ)、鈴木昌志(鹿部町製品開発研究会)
北海道駒ヶ岳の麓に位置する鹿部町には、過去の火山噴火で堆積した吸水性の高い軽石が豊富に存在する。本発表では、この軽石を活用した塩干加工品「軽石干し」の開発と商品化について、鹿部町製品開発研究会と取り組みを紹介した。
6.海藻が有する新たな食品科学的機能の探索
~コンブの粘りが味の持続性に及ぼす影響~
木下康宣(食産業技術支援グループ)
コンブはこれまで、芳醇な旨味を有するが故に「美味しさ」を最大の価値とする利用がなされてきた。しかし、今後は新たな特性を探り、「健康に寄与する美味しさ」へと変換を図ることも重要である。本発表では、最近の研究で分かってきた呈味性保持機能を紹介した。
7.ダッタンソバ道産品種「満天きらり」の食品加工におけるルチン・ケルセチン含量調節法の
開発とその食品機能性
大坪雅史(食産業技術支援グループ)
ダッタンソバ道産品種「満天きらり」は、苦みが少なくルチン分解酵素活性が低いためルチンを豊富に含む食品を製造できることを特長とする。我々は、演題の調節法を開発し、ルチン・ケルセチンの各々の食品機能性を標的とする食品加工の可能性を見出した。
8.スラリーアイスを用いた北海道産鮮魚の高鮮度流通
吉岡武也(食産業技術支援グループ)
スラリーアイスは魚を急速に冷却するほかに、鮮度保持に有効なスーパーチリング温度帯を安定して維持する機能もある。スラリーアイスを利用して、北海道産の鮮魚を高鮮度で海外などに輸送する取り組みを紹介した。
(写真左)研究成果発表会の様子
(写真右)鹿部町製品開発研究会 鈴木昌志氏(右)と工業技術センター研究主査 清水健志
(写真)試食・展示の様子
工業技術センター見学の申し込みを随時受け付けしております。
皆様、お気軽に見学にいらしてください。
(写真)北海道立工業技術センター展示ホール
※共同研究・技術相談成果品等多数展示しております。
【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 研究開発部研究支援課
℡(0138)34-2600
- 只今、工業技術センターの改修工事を行っており、見学できない期間がありますので、ご注意下さい。詳しくは研究開発部研究支援課にお問い合わせ下さい。
工業技術センターでは個別技術研修を行っています。
企業などの技術的課題の多様化に対応するため、個別密着型で、かつ技術移転を重視した個別の技術研修を行っております。食品の加工・品質評価、工業材料・部品等の試作・評価、測定・試験用機器の活用方法など個々の技術ニーズに対応いたしております。
【開催日】随時
【場 所】北海道立工業技術センター
【受講料】無料
【お問い合わせ】公益財団法人函館地域産業振興財団 工業技術センター研究開発部
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※共同研究・技術相談成果品・がごめ関連商品等多数展示しております。
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