機器・設備の利用

主な機器・設備

クリープメーター

食品の硬さを測れます。

クリープメーター写真
クリープメーター

食品の"美味しさ"には、大きく3つの要素があります。まずは見た目のおいしさ、次に食べたときの食感のおいしさ、そして、味としてのおいしさです。食品の品質管理や研究開発を行う場面では、これらの要素を客観的に数値化することが大切です。

食品の食感はテクスチャーとも呼ばれ、その要素としては、硬さ、もろさ、ガム性、粘性・弾力性、付着性などがあります。これらの要素を数値化するのが、クリープメータ((株)山電RE-3305)です。

測定方法は、試料台に測定したい食品を載せ、一定のスピードでプランジャーと呼ばれる器具に押しあて、プランジャーにかかった荷重をコンピューターで解析します。このプランジャーにはいろいろな形があり、測定したい食品に適したものを選択します。

一般的には、くさび型のプランジャーは前歯で噛んだ感じを、円柱形のプランジャーは奥歯で噛み潰した感じを、それぞれ表しているといわれています。これ以外にも、球、円錐、ピアノ線、ナイフ型などのプランジャーがあります。

【本システムの測定例】

水産食品

刺身 塩蔵たらこ 蒲鉾 など

農産食品

麺 米飯 豆腐 チーズ ヨーグルト など

加工食品

コロッケ パン など

これら以外にも多くの食品への利用ができます。このような装置を使用し、ことばでは表現しにくい食感を数値で表すことは、製品の品質管理や新商品開発の他にプレゼンの場面などにおいても威力を発揮することと思います。

【お問い合せ・お申し込み先】

詳しい仕様やご利用方法などお気軽にお問い合わせください。

北海道立工業技術センター
TEL:0138-34-2600

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