機器・設備の利用
主な機器・設備
【JKA(競輪)補助事業】導入機器示差走査熱量測定装置
材料の熱特性を評価できます。
示差走査熱量測定装置 |
示差走査熱量測定装置は、高分子系材料を中心に様々な素材、材料の熱特性(融点、比熱、転移温度など)を少量で精密に測定できる装置です。
この装置を用いて、素材や材料の状態変化を昇温・降温計測することで、その材料を組み込んだ装置などの使用温度域の設定や熱に対する耐久性、信頼性の評価を行なうことができます。
また本機器は、広範囲な温度域で高精度に昇・降温を制御できるため、実際に材料を使用する温度での熱特性を調べることが可能なだけでなく、医薬化粧品原料などの融点を測定することで、その原料の純度なども測定することも可能です。
この機器の用途としては、機械部品に組み込まれるゴム、プラスチック材料の熱特性の評価、化粧品、医薬品、健康食品などの熱特性の評価などに使用することが可能です。また、電子部品の樹脂部などの熱特性評価にも使用可能です。
[仕 様]
●測定温度範囲:-85~650℃
●昇温速度:0.01~400℃/分
●温度精度:±0.2℃
●比熱計算
●純度解析
本装置は、[JKA(競輪)補助事業]により導入されました。
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