機器・設備の利用

主な機器・設備

遠赤外線乾燥試験装置

農水産物を効率よく乾燥できます。

遠赤外線乾燥試験装置写真
遠赤外線乾燥試験装置

遠赤外線は、波長が可視光線より長く、マイクロ波よりは短い4~1000μmの電磁波です。金属を除く多くの物質は、2.5~30μmの遠赤外線をよく吸収し、また、セラミックスは、加熱するとこの波長域の遠赤外線を主に放射します。

物質に照射された遠赤外線は、共鳴吸収され、物質の温度が上昇します。このことが、遠赤外線が加熱・乾燥分野で広く利用される基になっており、農水産物の乾燥にも利用されています。

本装置の乾燥モード

遠赤外線を用いた乾燥
温風を用いた通気乾燥
遠赤外線と温風を併用した乾燥

遠赤外線乾燥と温風乾燥の比較もできます。また、遠赤外線ヒータと乾燥物との距離や風速が可変で、乾燥中の試料の重量変化をロードセルで測定できます。

[乾燥室の大きさ] ●幅:50cm ●奥行き:50cm ●高さ:50cm ●試料の最大処理量:5kg

農水産物の遠赤外線乾燥をテストされる際は、本装置をご活用ください。

【お問い合せ・お申し込み先】

詳しい仕様やご利用方法などお気軽にお問い合わせください。

北海道立工業技術センター
TEL:0138-34-2600

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