機器・設備の利用
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フーリエ変換赤外分光光度計
プラスチックや有機物の材質を簡便に分析できます。
フーリエ変換赤外分光光度計 |
フーリエ変換赤外分光光度計は、プラスチックや有機物試料の材質を簡便・迅速に調べられる装置です。
本装置は、試料に赤外線を照射し、波長ごとの赤外線の吸収スペクトルを測定し、標準サンプルの吸収スペクトルと比較することによって材質を特定できます。この時、標準サンプルが手元に無くても、その分析データが有れば試料の材質を特定できます。
また、少量の試料で分析が可能です。ただし、赤外線を利用して測定するので、光を透過または反射する試料でなければならならないことから、色の濃い又は黒色の試料の測定には限界があります。
本装置は、例えば、食品に誤って混入したプラスチックなどの異物の材質を知りたい場合などに威力を発揮します。
本装置は、[JKA(競輪)補助事業]により導入されました。
【JKA補助事業】導入機器一覧
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