機器・設備の利用
主な機器・設備【ものづくり技術支援グループ】
走査電子顕微鏡
機械金属部品や電気電子部品など、材料のミクロ観察や分析ができます。
走査電子顕微鏡 |
走査電子顕微鏡は、試料に電子を照射し、試料表面から放出される二次電子や反射電子を画像化することによって、表面の凹凸を数十倍から数万倍レベルまで拡大して観察できます。
導入機器は、高真空モードと低真空モードを切り替えて使うことができる装置です。そのため高真空モードは高倍率の観察、低真空モードは食品のように水分を含んだ試料や絶縁物を観察できるという特徴があります。また、電子線の照射によって発生する特性X線を測定することで、材料に含まれる元素の種類と組成を分析します。
機械金属、電子材料、プラスチック、食品など、様々な試料について、簡単に電子顕微鏡観察や元素分析ができます。本装置は金属・無機材料、電子部品、機械部品に関する研究開発、製品の特性向上のための調査に利用することで、製造技術開発や新製品開発などの課題解決に役立ちます。
本装置は、[JKA(競輪)補助事業]により導入されました。
【JKA補助事業】導入機器一覧
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北海道立工業技術センター ものづくり技術支援グループ
TEL:0138-34-2600