函館・道南では、地元の資源やオリジナルな技術を活用したユニークな企業が数多く活躍しています。
当ホームページでは、それらの企業を取材し、広く全国に向けて発信しています。
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味の決め手は、薫煙の材料となるチップ。一般的に針葉樹が利用されているが、ダイカでは、独自の工夫として北海道で一箇所しか無いといわれる厚沢部の広葉樹を利用している。
←社長 大塚 昌彦さん
そのほか、試行錯誤の末に見出された温度条件やタイミングが、水溶性のたんぱく質を一番良い状態に活性化させ、最高の味の薫製を作り出している。
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創立 |
2010年(創業1973年) |
代表者 |
大塚 昌彦 |
住所 |
〒049-2303 茅部郡森町字東森町65 |
TEL |
(01374)2-1707 |
FAX |
(01374)2-0888 |
E-mail |
info@daika-jp.net |
URL |
http://daika-jp.net/
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従業員 |
16名(パート含む)※季節によって増員 |
年商 |
2億3,000万円 |
資本金 |
800万円 |
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ダイカでは、スーパー、百貨店での大量店頭販売はしておらず、燻製は、ほとんど高級オードブル用食材として有名ホテルを中心に直売している。ホテルの総料理長からの指定に応じて、包装の形態や味を調整し、ニーズに的確に応える姿勢を貫く。
大塚社長は、「製造ラインを柔軟に組み替えることの難しい大手ではできない当社独自のスタイル」と語る。上記以外の販路として、DMを使ってゆうパックでの販売もしている。また、お中元、お歳暮ギフトも取り扱っており、好評である。
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▲良質のたんぱく質が抜群のスモークサーモン
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大塚社長は語る。
ダイカの所在地である北海道茅部郡森町は、魅力に溢れた町であると。気候の良さ、人の良さ、そんな町で育くまれた食材には良質のたんぱく質が備わっている。「かぼちゃ」や「とうもろこし」などの農作物を燻製にしても美味い。食材の品質の高さは証明済み。
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▲日高産秋サケを使った 「プレミアムサーモン」 カネヨ木村水産株式会社との共同開発
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▲(株)ダイカの登録商標 「GREAT SALMON」
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▲オードブル食材としてのスモークサーモン
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歯ごたえのある、固い従来の燻製の需要は、長期的には低迷傾向にあるため、新しい商品開発が急務である。大塚社長は、「北海道で生まれ育った人間として、北海道の豊かな気候が育んだ安心、安全な天然素材を自分なりの加工技術によって製品化していきたい。」と語っており、新商品の可能性は、様々な食材に広がっている。
また、今後の課題として、販路の拡大があり、インターネット等を利用した直販の開拓も模索している。
同社は1973年有限会社ダイカスモークとして創業、2010年4月、販売法人として株式会社ダイカ(代表 大塚昌彦)を設立、自社製品を含む幅広い水産物の取り扱いに進出している。
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▲帆立の燻製
▲チーズ、ブラックペッパー入りのサーモンスティック
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