函館・道南では、地元の資源やオリジナルな技術を活用したユニークな企業が数多く活躍しています。
当ホームページでは、それらの企業を取材し、広く全国に向けて発信しています。
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←代表取締役 刀禰 清貴さん
全国に多数存在する深層水の中でも、豊富なミネラルを含み、藻類に必要な栄養分が多く、有害微生物汚染がないため、清浄性が高いという特性を持つのが、熊石の海洋深層水。
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創立 |
1995年(個人創業1994年) |
代表者 |
代表取締役 刀禰 清貴 |
住所 |
〒043-0403 二海郡八雲町熊石平町152 |
TEL |
(01398)2-2151 |
FAX |
(01398)2-2159 |
E-mail |
ktone@seagreen.ocn.ne.jp |
従業員 |
1名 |
年商 |
1,000万円 |
資本金 |
1,000万円 |
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平成7年(1995年)4月、刀禰建設を設立。平成12年(2000年)に、現在の株式会社となる。本業は建設業で、総合建設業、一般土木建設業として官庁発注の土木工事などを主力としてきたが、現在は塩の製造が主力となっている。
海洋深層水からの塩の製造開発に着手したのが、株式会社化する2年前の平成10年(1998年)。地域おこしへの熱い思いから、異業種に参入し、深層水を用いた製品開発を進めている。
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▲釜炊き「一番塩」
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これまでの取り組みとして、濃縮塩水、塩、にがり等の製造が挙げられる。また、熊石町全体では、深層水を利用した漁火干し等の情報発信 ブランドづくりのほか、豆腐、トマトジャムなどの特産品も開発しており、取り組みの幅は広い。
さらに、「塩もっち」等にも塩が使用されている。
▲深層水の取水管布設
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▲塩もっち
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現在の取り組みとして、自社内に深層水の原水を煮詰め、製塩する製造設備(重油バーナー濃縮かまど)を設け、一日1㌧の原水から約18kgの塩の生産を行っている。
この塩をベースに、様々な商品開発に力を入れており、『万葉の詩塩「白」・「藻塩」』等の海水塩のほか、お風呂で使用する『シャーベットソルト』が商品として開発されている。これらは深層水の清浄性や富ミネラル性により、塩辛さの少ないまろやかな塩として評価されている。
刀禰建設の近くに、熊石の産品でもある「あわび」を海洋深層水を使って養殖する施設もあり、現地販売等も行われている。
同社が中心となって熊石深層水(株)を設立。海洋深層水を利用した商品サービスの開発・販売体制を確立した。
【 (株)熊石深層水のホームページ(別ウィンドウ) 】
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▲灰汁を取る作業を徹底することで、
さらに旨味のある塩を生産することができる。
▲万葉の詩塩「白」
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今後の取り組みとして、富ミネラル性、保湿性等深層水の特性を活かして、健康や美容に効能のある深層水商品の開発を進め、女性や老人の支持を高め、町内外の顧客の誘致につなげていくことも計画している。
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▲万葉の詩塩「藻塩」
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